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最新号「愛子天皇論」を読んで思い出した娘の誕生

私は「ゴーマニズム宣言」「おぼっちゃまくん」の作者・小林よしのり氏のファンなので、雑誌SPA!の最新号に掲載されている「愛子天皇論」は、いつも楽しみに読んでいます。

今週は、雅子さまが懐妊され、愛子さまが生まれるまでの間、当時皇太子だった今上陛下が献身的に雅子さまに付き添われた事を描いています。その中でもこのコマを読んで、娘が生まれるまでの事を思い出して思わずウルッと来てしまいました。

ゴーマニズム宣言第224章「愛子様の誕生」より

「男が父になるのは難しいと言われる。だが近年では夫婦で妊婦健診を受け、夫が胎児の超音波画像を見て、父性に目覚める風潮が定着してきた」と言うのは、その通りだと思いました。
私も娘が産まれるまで約10ヶ月、必ず夫婦で検診行きましたし、超音波画像を見て「これが赤ちゃんかあ…」と不思議な感じになり、生まれた時は「これが俺の子かあ…」と感慨深く見つめる事ができました。こう言う経験ができたのも、今上陛下が率先して妊娠中に看護されたからだと今更ながら思います。

これは個人的な感想ですが、母親は妊娠してから出産までお腹の中で子供と一緒にいますが、父親は出産までは子供と一緒にはいません。私も娘が生まれた時は自分が父親になったという実感が湧かず、股から大量の出血をした妻の姿に慄いていた状態でした。
妊婦健診を妻に任せっぱなしにしてきた昭和時代の大多数の夫、特に団塊世代からバブル時代の夫は、子供が生まれてくるまでの大変さが分からず、それが育児に対する無理解に繋がっているのではないかと思いました。

今は、妊婦検診や出産に立ち会う夫は多数いると思います。是非、奥さんと二人三脚で立ち会って下さい。「女は子供を産む機械」「女は何人でも産める」など、死んでも言えないと思います。
改めて、娘を産んでくれた妻に感謝します。ありがとう。

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