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今だからこそ、読むべき名著『シン・二ホン』で、Withコロナをどう乗り切るかを観た!!

おはようございます!

土日両方とも動いたこともあり、体が若干の筋肉痛を覚えています……月曜朝からコンディションが上がっていく気がして、こういう土日も悪くないと改めて認識した 講内です。

今週も金曜夜の生配信まで、やり切る所存です!!

今週はゴールデンウイーク期間ということで、5月末に緊急事態宣言を終えることができるか否かの重要な局面となっています。疲労感が増していることは重々承知していますが、もうしばらく、この状況を共に生きていけたらと思います。

このような時だからできること……僕は本へのチャレンジです。

今日から読み始めました、『シン・二ホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』です……ものすごい厚い……そしてものすごいボリュームです。

1章1章かみ砕きながら、アウトプットをして、この本に絵が描ている叡智を僕自身に、僕たちの仕事に生かせるようにしたいと思います。


読み始!!!

というわけで、読み始めましたが、確かにものすごい厚いです。僕はノートにメモを取りながら読み進めるのですが……うん、厚すぎてメモ取りにくいです。

けれども、それ以上に、内容が面白いです……というよりも、面白すぎます。著者が‟はじめに”でも触れているのですが、悲壮感は逃げ、危機をおあるのも悪くないが、‟未来を変える”なら、建設的な取り組みやイニシアティブを仕掛けるべきと、日本の現状を憂いでいます。

‟文句は言っていい、しかし、言った人が直す”

悲壮感や危機が落ち着く日がくる……そんな考えを捨て、今もダイナミックに動く世界のハンドルを握れと強く述べています。


第1章

『データ×AIが人類を再び解き放つ』

章の初めに名言が載っているようで、第1章は岡本太郎さんでした。

‟誰もが、あえて出る杭になる決意をしなければ、時代はひらかれない”

この言葉がどう意味をもつのか??

読み進めていくと、少しづつ理解ができそうです。

データ×AIを考えるうえで、‟指数関数的思考”は常に持っていなければいけません。1ずつ増えるログスケールではなく、10%ずつ増えるスケールです。

整数的な増え方ではないですが、時間がたつと、想像を絶する成長係数を見せるのが、後者の増え方です(例:AlphaGo×No.1棋士……結果は有名すぎるかと……)。

これは人間の仕事を根本から変えるシステムとも言えます。仕事が‟キカイ”アシストで進むようになります。それも一人ひとりが超人的なパワーを持てるということも意味出しています(例:生産性をローマ時代、産業革命、今、数十年後の未来で予測まで含めてみています)。

ここで、著者は日本でもてはやされる‟ディープランニング(深層学習)”に2つことを否定しています。

①機械学習分野のみ:そもそもAIではない

②何でも使えるAI:当面できる見込みはない

では、正しいAIの理解とは何でしょうか?

‟AI=計算機×アルゴリズム×データ”

そして、これから起こりえる技術革新は、『産業革命型』であると述べています。その事例を一つ一つ詳細に図式も加えて説明をしています……本当にわかりやすいです。

データ×AIにて、当面課題となるのは、‟個人情報”の扱い方に関する部分となるでしょう。技術ホルダーとデータホルダー、データホルダー間が協同、且つリアルタイムにて運用されることで、これから先の未来につながっていく事例がUberやAiboでしょう。

データの出入り口がブラックボックス化することで、差別化が図れた時代が終わるということです。

これから起こりえることは、まず、技術プラットフォームの構築競争です。その後、人間的な接点(ヒューマンタッチ)に価値創造や価値提供がシフトしていくのです。AI×データに得意なところは任せて、人間がだからこそできる価値を考えていかなければなりません。

AI×データの他にも時代の質的な変化が起きていることを指摘しています。

・モレキュラーマシン:分子レベルでのキカイデザイン

・デザイナーベイビー:人間の遺伝子的デザイン

・アジアへの経済的シフト:中国、インドが経済的重心を持つ

時代は多面的『確変モード』と著者は述べています。その変化は遥か速く起きることは理解しなければなりません(事例:企業ランキングの推移、ゲームチェンジが起き、スマホの中に‟大陸”ができていること)。

富を生む方程式もそれにより変化をしています。

『スケール(実数軸)』→『未来を変えている感(虚数軸)』

では、この未来とは何でしょうか?

‟未来=夢×技術×デザイン”
‟夢=こんな世界を生み出したい”

事例として、MP3プレイヤーから、iTunesに移行した経緯が描かれています。描いた絵の大きさとデザイン(見た目+ソフトウェアの融合+クラウドシステム)が違ったのです。

これらの未来を創るためには、習ったことをきちんとやる人間ではできないでしょう。

ここの結論に、最初の岡本太郎の言葉がつながってくるんですね!!


本当に図や解説ばかりで、難解に感じる本かもしれません。ですが、今、学生にどの本を読めば……と聞かれたら間違いなく、この本を差し出すと思います。

この社会情勢を受けて、少なからず、今、ゲームチェンジが起こっている感覚があります。時代を振り回すのか、時代に振り回されるのか……恐らく僕たちのできる規模間で、前者にならなければ、今後数十年、振り回される世界を生きることになります。


とても熱い本です!!


ではでは、今日も最高の笑顔で、いってらっしゃーい!

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講内 源太


追伸

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