Gメディア論 #03

Gは存在そのものである。Gの一断片だけでは、存在しているとはいえない。しかしGが多少欠けていても、存在は保たれる。その境目は何であろうか。

存在と非存在のあいだ。それを決めているのはGの有り様。

でも、不完全なGでも、存在はなんとか成り立つ。

存在のちょっと手前の非存在をうみだすGの不完全さと、非存在に転げ落ちるギリギリの状態の存在を生み出すGの不完全さの間には、どんな違いがあるのだろうか。

もしかしたら、Gというメディアには、完全とか不完全とかいう基準はないのかもしれない。

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