「生命」とは非常識的連続的偶然の産物

「生命をデザインする」ことができる時代だと勘違いされることがありますが、それは間違いです。

言えるとすれば「生物システムを贋作する」です。

何が違うかって？！

生命というのは偶然で作られています。進化の過程で起きた「たまたま」が、信じられない連続的に起きて生命が生まれました。

多くの偶然の賜物である生命を模範に、それに似た膜か殻で覆われた自己組織化された化学反応のネットワークを作ったとしてもそれはやはり、自然界にある生命を真似て作った生命システムでしかないと思う。

生命をデザインするとは、偶然を支配すること。

偶然を支配する学問は、まあAIでも無理でしょうね。人生哲学に近いかな。

口が裂けても、生命をそんな簡単に語ってはいけない。いのちや生命は、生物システムとは全くの別物ですからね。

LifeとBiological systemは別物ですから。