2020/04/30

朝6時に起きてしまったので掃除や洗濯などの家事を一通り済ませて配信が始まった「ブラック校則」というジャニーズ主演の映画を見た。「野ブタ。をプロデュース」と同じプロデューサーが制作してるだけあって、その系譜に当たる作品だった。「野ブタ。」が生徒同士の対立なのに対し、「ブラック校則」は生徒と教師(権力)との対立を描く。「野ブタ。」では水を掛けたりとか直接的で暴力的なイジメが横行していたけど、15年の時を経て教師の理不尽な校則によって間接的で精神的なイジメへと変わっている。そんな教師からの理不尽な校則と戦うというのはテーマの一つに過ぎず、本当のテーマというか対立すべき敵は「桐島、部活やめるってよ」と同じく"ニヒリスト"や"諦めた人たち"なのではないかと思った。理不尽なルールや決まりによって『どうせ変わらない』と諦める人は多いし、その考えが今の社会(大きく言えば政治)を形成している。学校という小さな共同体を描きつつ、実は大きな社会に対して問題提起をしている映画だと思った。恥ずかしながら、この映画を見るまで"ブラック校則"という言葉を知らなかった。この"ブラック校則"によって命を落とした生徒の方も居るということで、僕らの時代なんかより余程悩んでるし生きづらい世界なんだろうなと思った。学校生活をより良くする為の校則が生徒を苦しめてしまう矛盾もそうだし、人の命を奪ってしまった現実は悲しい。本当の意味で個性を重んじ、多様性を尊重する時代なんて来るのだろうかなんて今の社会の現状を見て考えてしまう。

映画を見終わって今日も郵便局へ向かう。最近メルカリで読み終わった本とか頻繁に売ってるのですが、最初のやりとりでいきなり『早く送っていただけますか?』とか、『これ、すごく欲しかったので嬉しいです』とか、馴れ馴れしいというか距離感の近さに驚いてしまう。僕も主にSNSなどで見えない人に対しての距離感を間違う事があるので気を付けたい。そして今日は小学生時代からの友人とオンライン飲み会をする予定なので帰りにスーパーでお酒やつまみを買った。今日のラジオのお供は「宮下草薙の15分」「アルコ&ピース D.C.GARAGE」「星野源のANN」。帰ってから大好きな「イップ・マン」シリーズのスピンオフ作品「イップ・マン外伝 マスターZ」を見た。格闘技はあまり詳しくないのだけど、香港映画に出てくる様な拳法は所作が美しいので見入ってしまう。主演のマックス・チャンさんは今井翼さんに物凄く似ているなと思う。眠くなったので夕方から19時くらいまで爆睡。 

画像1

起きてしばらくして友人とオンライン飲み会を始める。ラジオとかでよく話題に出てきて気になってたので誘ってみたらやる事になった。正月にも新年会を一緒にやったメンバーで、その時も酔って即効で寝てしまった奴が居たのだけど、今回もまた途中から音信不通になってしまい結局二人で話し続けてた。人と話すことに飢えてたのもあってか2時間半ほど話し続けてしまった。家族からの電話にも出ない程、電話が嫌いな人間なのでビデオ通話も初めてだったのですが、思ってたより楽しかった。ただ噂通り、どのタイミングで辞めたら良いのか分からなかったので時間を決めて行うのが良いかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?