相関関係と因果関係、データという信憑性について

相関関係と因果関係がごっちゃになってる人は多いのではないだろうか。

相関関係と因果関係は全く違うと思っている。
相関関係は「した方が良い」ことだが、
因果関係は「絶対にした方が良い」こと
だと、
私は考えている。

相関関係とは、要素Aが動くと連動して要素Bも動く関係である。要素Bが動くと要素Aも動く。

因果関係とは、要素Aが動くことによって要素Bが動く関係である。要素Bが動くことによって要素Aが動くわけではない。

相関関係は比較的簡単で直感的である。「楽しいと時間の進みが早い」は「時間の進みが早いと時間が早く感じる」とも言えるため、相関関係ではないだろうか。

因果関係は少し難しい。例えば、直感で「観光客が増えたからゴミのポイ捨てが増えた」という因果関係のように見える事象があったとします。
このとき、これが本当に因果関係かどうか調べる手っ取り早い方法は考察することです。

どのようにするかというと、その事象が理論的に正しいか考えるのです。これでも見破らないことはあります。
そのため、実際に正しいかデータを取る方法もありますが私にはそんなことできません。

何が言いたいかって、偽の因果関係があるということです。一見正しいように思えるデータがあるということです。

つまり、データがあるからってそれが正しいとは言えないのです。自分でそのデータが正しいと思えるか、理論として正しそうか、ということが大事です。

DaiGoさんも自分で言っていむす。「『○○大学の研究論文によると』というと説得力が増す」と。
データは説得力を上げる道具に過ぎないのだ。

私が言いたいことはデータがあるからと信用しすぎないこと。

例えば、国が出してる「ある町の野良ねこの数の調査結果」というデータがあった。このデータの信憑性はいかがなものだろうか。
どうやって野良ねこの数を数えたのだろうか?どうやって1匹目の猫と5匹目の猫を見分けたのだろうか?
とか、

人生を変えるには食事から変えるべき、という研究があるらしい。私的にはこれは本当に因果関係あるの?と思う。

このようにデータは説得力が増すツールである。

信じ過ぎず、相関関係なのか因果関係なのか、偽の因果関係なのか因果関係なのか、どんなデータに対しても自分で考えるべきだ。

そして、因果関係だと納得がいくのなら、徹底的にそこはやるべきだ。因果関係とは本質であり最低条件である

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