新生活には慣れましたか。ぼちぼちでんなァ〜

「先人は私に失敗をするものだと
享受人生を肯定的に見せます」
これは、私が好きなガールズバンドの曲の
ワンフレーズである。
なぜこのような言葉を
文字にして可視化出来るのか、
彼女の底しれぬ感受性が
私には不可解である。

もとより私は、曲の歌詞を読むことが好きで
ミュージシャンが生み出す
多彩な表現や、
物事に対しての鋭利な目線に憧れを抱いている。

特に、幻想的な言葉や
心の機微が現れている歌詞に惹かれる。
どうすればそんな言い回しが思いつくのかが不思議で、頭の中を覗いてみたいと何度も思った。

私もそんな風に言葉と向き合ってみたいと思い、
今の職を選ぶに至った。
職業の都合上、身の上を明かすようなことはできないが、
言わば報道関係の仕事である。

職種は大体察しがつくと思うが、発言はお控え願う。

つい最近研修期間が終わり、業務の本番が始まった。
「取材よりも表現じゃね。見たもの感じたままに書きゃいいんよ。」なんて高を括り、傲慢だった私は、
あまり取材を行わずに
写真を取ってすぐに会社へ戻った。
そして、痛い目を見る。

それからすぐに事が起こった。
手元には、私が目で見て感じただけの「不確かな」情報しかなく
全く原稿が書けないのである。
そりゃそうだ。

本来は、当事者の思いを聞き出しすことで、
核心に迫り、記事として成り立つのに、
私は事実確認どころか
本質にたどり着くこともなく会社へ帰ったのだ。
おサボり甚だしい。

当然のように、上司からの出稿の許可は下りず
もう一度電話にて取材を行う事になった。
結果、なんとか紙面に乗る内容となった。

取材対象者には、猛烈にお詫びを申した。

今回の件で、反省に加えて
もう一つ思うことがある。
先程私は、ミュージシャン達はなぜあのような言葉を繰り出す事ができるのであろうかと、
疑問を抱いていたの述べた。

それは、突出した表現力により生み出されている
言葉だと思っていた。

だが、今回の件があり気付いた。
おそらくそれは、表現力もあるだろうが、
己の内に秘められた思いなのであろう。
溢れた思いを具現化しているだけに過ぎない。
ということだと私は推測する。

あゝ私は無情である。
小手先では良い物は作れないことに
今まで気付かずに生きてきた。
愚か者である。
明日からは同じ過ちを繰り返さないようにしようと思う。


少し話は変わるが、
冒頭に綴った曲を歌う、「カネヨリマサル」が
9月、大阪城の野音でライブするらしい。
「近い!行ける!
秋の野音♪最高のロケーション♪即応募だぜっ」と意気込んだものの
冷静に考えて
遠すぎて断念。
日比谷でやってくれよ。なら行きやすくて助かる。
なんて思いもあるが、大阪発のバンドなので
そこは致し方なし。

つい京都や岐阜の暮らしの感覚が抜けず関西がすぐ近くだと感じてしまう。
全然遠いしチケット代より、渡航費のほうが高く付く。
交通の便が悪いことだけが難儀な土地です。
(ぼそっ)


また少し話は変わるが、ガールズバンドって
可愛くてかっこいいですよね〜。
可愛い声と激しいバンドサウンドと
突付いたらひび割れそうなくらい繊細な歌詞が
ほんと〜に堪らんのです。

なんなら大阪ってガールズバンドの宝庫ですよね。そう思いませんか?


あー。たこ焼き食いてえ

明日は仕事ナリ!
世間はGWだってばよ🍥!!

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