こんなにもめんどくさい自分に生まれてこれて良かったと思います

頭の中にいる敏感センサーくん
こいつがなかなか嬉しくも厄介な野郎

僕の脳内の感情を司る箇所に位置しているこいつは、
かなり直感力に優れていて
宿り主である僕に、歓喜から失意といった、様々な感情をキャッチしては発信する

そんな気まぐれな
敏感センサーくんは休みなくフルタイムで稼働している
人と話すとき、猫を愛でるとき、音楽を聞くとき、
僕が生きている限り、どんな時もこいつはひっきりなしに働いている
おかげさまで、何をするにも気分が付き纏う

なので、1日中気分が上下している
いや、もはや気分に振り回されていると言ったほうが正しいかもしれない
それくらい僕は情緒によって生かされている
自分自身でも、別人か?って思うほどに、めまぐるしい1日を送っている

なので、ほんの些細な出来事であっても
ちょっとした不条理を感じるだけで
数秒後には落ち込んでいたりする
もうそうなれば自分でも手を付けられなくなり、
思考もろとも地中深く、マントルまで沈んで行く
それを僕は「ダウンタイム」と呼んでいる

ただ事実として、敏感センサーくんがもたらすそれは、
決して厄介なものだけではない
ほんのちょっとした優しさや愉快な出来事があると
一気に気分上々となる
それを僕は「ドーピング」と呼んでいる

一度辛いムーブに入ると、なかなか抜け出せず
数日〜数週間、下手すれば数ヶ月打ちのめされることがある
今の自分は貧乏神みたいな顔やわって思いながら
日々過ごすこととなる

だが、事態が好転し
ポジティブレールの上に乗っかれば
あとはビュンビュンと最高速度で人生を満喫するだけとなる
あの時の人生の高揚感、スピード感といったらありゃしない
本気で大統領なって世界変えてやるって思えるくらいにぶっ飛ぶ
マリオカートで言うスター状態
チャットモンチーのハナノユメの歌詞にある
トランス状態

この全く違うメンタリティの時期を
区別する方法がある
それは、尾崎豊の路上のルールを聞くこと
そうすれば「ダウンタイム」なのか「ドーピング」なのか
一発でわかる

その理由としては「ドーピング」中に聞くと
何事もなく聞けるのだが、
「ダウンタイム」中に聞くと、猛烈に号泣するのである
成人男性とは思えないくらいに滝のような涙が溢れ出る
顔の表面で蠢いてる微小なダニ達からしたら
大洪水でたまったもんじゃない
それくらいの量の潮水が目なら流れ落ちる
我ながらイカれてるのかと思うくらいに

そんなふうに過ごしてると、ほんまに自分が何者がわからなくなる時がある
もし調子悪くなって、何もできひんくなったらどうしようとか、常に最悪の状態を引き合いに出して考える


あかんこの文章もそろそろ収拾つかんくなってきた

打ち切り

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