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第29回ヴィクトリアマイル追切チェック

どうも、ゲンコツでございます

今回から追切場所と追切内容を簡略化させていただきます
詳細は以下の説明をご覧ください

ただ書いている私が逆に面倒なことになれば、また戻すかもわかりません
競馬予想同様、noteも毎週試行錯誤でございます

それではNHKマイルCの追切チェックを行いますので、今回もよろしくお願いします

※題名が間違っておりました(2024/05/10/13時修正済)
申し訳ございませんでした


追切チェックの評価マーク

・高評価☆ ・危険★ ・急上昇☆彡 ・評価難☆★

※この評価は「あくまで」追切での評価であり、
他の適性次第で凡走する恐れがあり、その場合は各馬の説明でなるべく触れております

追切場所・追切表現の表記

・栗CW:栗東Cウッドチップコース
・美DW:美浦Dウッドチップコース
・栗坂路/美坂路:栗東/美浦坂路コース
・栗ポリ/美ポリ:栗東/美浦ポリトラックコース
・栗芝/美芝:栗東/美浦芝コース
・単:単走、2/3:2頭/3頭、併:併せ馬
・内/中/外:併せ馬での馬の位置
・前:併走馬相手に先行する、併:ずっと併走、追:併走馬相手に追走する
・先/入/遅:先着/併入/遅れ
・也:馬なり、杯:一杯、強:強め、直線追:直線で追われる

【人気馬】

☆★ナミュール

昨年の秋から馬が変わったかのような大活躍ぶりで、富士S、マイルCSを連勝し、
海外でも香港マイル、ドバイターフで日本馬最先着を果たし、
ソングラインが引退した今、現役最強マイラーと呼んでいいでしょう

凱旋帰国となる今回、海外遠征の疲れは大丈夫かと思いましたが、
5/3から栗東で調教を開始し、これまで通り栗東坂路主体で調教を積んでおり、
今週の追切でも、これまで通り栗坂路・単・也でしっかり折り合ってました

ただ私が一番よく見えた富士Sの追切では、馬場の真ん中を折り合って坂を駆け上がる姿は馬が変わったなと感じましたが、
今回は馬が埒に頼っているような動きに見え、その先にはまだ安田記念が控えてますので、
まだ完調手前、海外遠征の疲れがあるのかもしれません

それでもこのメンバーなら勝ち負けになってもらわないと困りますが...


☆マスクトディーヴァ

前走阪神牝馬Sは、やはりこの馬はあの3冠牝馬リバティアイランドに秋華賞で迫った脚は本物だったと証明する勝利だったと思います

今回の追切も順調そのもので、1週前追切は栗CW・3併・也・追・入
今週は栗坂路・単・也でしたが、どちらも自己ベストを叩き出しており、
古馬になってから益々成長していることが伺えます

状態は間違いなくいいのですが、前々走東京新聞杯でゲートからうまく出られず大惨敗...
馬の調子よりも大きな課題、2度目の長距離輸送を克服することはできるのでしょうか


★ウンブライル

4歳になって東京新聞杯、阪神牝馬Sと使われ、順調に調子と着順を上げています
1週前追切は美DW・2併・追・直線追・入、今週は美DW・3併・併・也・入ですが、
併入とはいえ、あと少しで併走遅れになりそうな動きで、併走馬の方がよく見えるような動きでした
(ちなみに元々併走馬は追切で良く動く馬とのこと)

悪くはないですが、これ以上の上積みはないといったところでしょうか


☆彡スタニングローズ

この馬もナミュールや先週NHKマイルCを勝ったジャンタルマンタルと同じ高野厩舎ということで栗東坂路主体で調教を積まれています

前走大阪杯は昨年ヴィクトリアマイル以来のレースだったこともあり、
追切の動きは良かったものの、一叩きは必要だったようです

1週前追切は栗坂路・単・杯で、高野厩舎には珍しくしっかり負荷を掛けてきました
そして今週は栗坂路・単・也で、馬場の真ん中を折り合って駆け上りました

今週の栗東坂路での折り合いと動きは、同厩で戦うことになるナミュールより良かったと思います

鞍上の西村淳也騎手は「まるでイルカ🐬のような動き」とコメントしたとのこと

私にはその表現がサッパリわかりませんが(苦笑)、
とにかく追切の動きは鞍上も太鼓判ということです

ナミュールの最大のライバルは、実は同い年の同厩馬だったという可能性もあります


★モリアーナ

デビューからずっと折り合いが悪く、3歳秋からようやく本格化したようで、
紫苑Sでは直線だけで全頭ゴボウ抜きの快勝したものの、それ以降なかなか噛み合わないレースが続いています

1週前の追切、今週も追切も美DW・単・也
4歳になって迫力ある馬体で迫力のある動きを見せていますが、ずっと単走ですので、まだまだ気性面で不安なのでしょう

今週から東京芝コースBコースに替わり、さらに前が有利な馬場になりそうで、
中距離のパワータイプなのに、折り合いを気にするこの馬が、速い流れに乗れるのでしょうか


【1週前追切注目馬の今週の動き】

☆フィアスプライド

1週前追切注目馬の記事はコチラをご覧ください

元々追切で動く馬ですが、2週前の美坂路、1週前の美DWの内容は、
これが最後のGⅠ勝利のチャンスと言わんばかりの攻めた内容でした

これまで攻めた調教だっただけに、今週は美DW・2併・内・併・也・入という折り合い重視の調整でしたが、
追切内容は相変わらず良さそうです

たまに後方からというレースになっているのが気になりますが、
レースの流れに乗れれば、中山でなくても好走できると思いますので、あとは力関係次第でしょうか


【ゲンコツの個人的に気になる馬】

☆コンクシェル

昨年夏条件戦を逃げて連勝し、ローズSに挑んだものの、鞍上のモレイラ騎手は控えたことで、この馬のリズムが合わなかったのか惨敗し、
その後の秋華賞も全く歯が立たず、重賞の分厚い壁を感じましたが、
4歳になって叩き2戦目で条件戦を勝った勢いだけで、再度中山牝馬Sで重賞に挑戦して通用するのか疑問でしたが、
この馬が得意とする逃げ切り勝ちで、あっさり重賞の壁を乗り越えました

昨年夏に連勝した時と同じ斤量53㎏まで恵まれたことがハマッたというのもありますが、
3歳時栗CWでの追切は併走馬を追いかけるという、強い馬なら大体やっている形ですが、
中山牝馬Sでの栗CWでの最終追いでは、併走馬相手に先行し並びかけられても先着する粘りをみせ、
この調教がこの馬の粘り強さの強化になったのではないかと思うのです

今回の追切は1週前は栗CW・2併・内・追・直線追・先でしたが、
今週の追切は中山牝馬S同様、栗CW・2併・外・先・直線追・先という内容で
直線からずっと併走状態でも最後はこの馬が先着を果たし、さらにこの馬の粘り強さを強化してきたと思われます

あとはGⅠで、相手強化、斤量増加、距離短縮で、この馬の粘りを出すことができるでしょうか


☆彡フィールシンパシー

前走福島牝馬S2着を始め、牝馬限定重賞で惜しいレースが続いていますが、
中2週なので1週前追切の美DW・単・也で全く時計を出していませんでしたので、
現状維持の仕上げで終わるのかと思いきや、
今週は美DW・3併・内・追・也・先で、全体タイム82.3秒、ラスト3ハロン37.1秒、ラスト1ハロン11.5秒は、
近走では自己ベストを叩き出し、
このレースにかける意気込みが伝わりました‼

※他の新聞等では単走扱いになってますが、動画で確認しても3頭併せで間違いないと思われます

東京マイルで1:31.9というとんでもない勝ちタイムを持っていますので、
もしマイペースでレースができれば一発あってもおかしくないデキです


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今回も読んでいただき、ありがとうございました

また次回もよろしくお願いします


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