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第29回NHKマイルC総括&第19回ヴィクトリアマイル1週前追切注目馬

どうもゲンコツでございます
NHKマイルCの予想記事はコチラをご覧ください

ウマニティの予想はコチラをご覧ください

【高評価馬】 アスコリピチェーノ 2着
【ジョーカー】アルセナール 9着
【危険馬】  ボンドガール 17着


☆ウマくいく3頭を牝馬3頭に絞った理由


1:32.4(12.3-10.7-11.3-12.0-12.0-11.4-11.2-11.5)(34.3-34.1)

取り上げた3頭が全て牝馬というおかしなことになっていますが、
別に牡馬が弱いというわけではありません(笑
)

予想記事ではこのように説明しましたがこれは建前です(今さら申し訳ありません)
牡馬はどの馬を厚く買って、消すかという評価が最後まで悩んだからです

私はペースがどうなるかを考えた時、前哨戦で飛ばして逃げる馬が皆無でしたので、今年はペースが速くならない=キレが求められるのなら牝馬ですし、
おまけで夏のような暑さでしたので、余計に牝馬がいいと突っ走ってしまいました

実際前半600mよりも後半600mが速くなり、道中12.0秒のラップを刻んでいる時点でスローペースでしょう

上がり最速は後方から外に出して伸びて9着の牝馬アルセナール(33.8秒)ですし、
2着のアスコリピチェーノが内からスムーズに追えていたら、ジャンタルマンタルと同じ33.9秒、もう少し上がり速いタイムが出ていたかもしれません

やはり牝馬アスコリピチェーノを高評価馬にして正解だったはずです


☆悩んだ末に放棄した牡馬の評価①

話を戻しまして牝馬>牡馬の評価で、牡馬で信頼できるのを探すのが非常に困難でした

普通のローテ、追切もちゃんとできていれば、騎手の信頼性でジャンタルマンタルゴンバデカーブースで決まりなのですが、
前者は厳しいペースだった皐月賞から中2週、後者はレースはサウジRC以来、ホープフルSは出走取消で、今回仕上がり途上で出走と、
特にジャンタルマンタルはどう扱えばいいのか非常に悩みました

追切は動きが硬いのかなと思いましたが、馬体重は維持どころか増やしたパドックの姿なら、あの勝ちっぷりにも納得でした

そのジャンタルマンタル以上にパドックで目立ったのがゴンバデカーブースです

あれだけ休養して、追切の動きも良くありませんでしたので、さぞかし緩い馬体で出てくるのかと思いましたら、
小柄ではありますが全体の筋肉、特にお尻がしっかり目立ってますし、歩様が速いのにイレ込むところもありません

この馬が4着に好走しましたが、レースでは幼いところを見せましたので、
これはまだキャリアの浅さか、それとも休み明けの影響かわかりませんが、
まさかダービーへの叩きだとしたら...
デビュー前の追切の併せ馬で遅れていたダノンエアズロックが仕上げ途上でプリンシパルSを勝ちましたので、
この馬のポテンシャルをしっかり見直そうと思います


☆悩んだ末に放棄した牡馬の評価②

そして穴馬候補としてロジリオン、吉岡厩舎の2頭、特にノーブルロジャーの評価も非常に難解でした

ロジリオンは追切チェックで☆彡急上昇候補として、かなり高い評価をしたのですが、
内枠で力を出せなかったファルコンS、今回も揉まれるかもしれない3枠でしたので、ジョーカーにするかどうか最後まで悩みましたが、
今年のGⅠで絶好調で、東京マイルが大得意の戸崎騎手ですから、
人気も薄かったですし、この馬をジョーカーにするのが正解だったのかと頭を抱えました

ノーブルロジャーも追切チェックで☆彡急上昇候補として、かなり高い評価をし、
私は内枠なら逃げるぐらいの気持ちで、揉まれないレースをしてくれるという気持ちを込めて3番手評価にしましたが、
今日は中団のまま全く伸びませんでした

高速馬場?暑さ?長距離輸送?原因がわかりませんが、同じ産駒のジャンタルマンタルが鮮やかな勝ち方を見ると、
わからないからこそ、かなりガッカリしております

実際直線に入って2番手にいたマスクオールウィンアスコリピチェーノの動きで、
この2頭の内にいたボンドガールキャプテンシーが挟まれる不利を受けてしまいましたので、
ノーブルロジャーは今日はどんなレースをしようと厳しかったのでしょうか


☆普通なら馬券外でもおかしくないアスコリピチェーノ

直線内側で4頭が絡む斜行があり、マスクオールウィン以外の3頭は挟まれて追いづらくなったことだけは事実で、
まず後方からいい脚を長く使えるこの馬をなぜ慣れない先行をさせたこと自体ガッカリしましたが、
まさか今回の斜行の原因の片棒を担ぐような馬になるとは夢にも思いませんでした

ボンドガールキャプテンシーは引く以外の選択肢しかなかったので、あの展開ならどうしようもありませんが、
アスコリピチェーノだってスムーズに追えてません

あの斜行の後も一旦外へ行って、完全に内が空いた後に埒沿いを追い込む大きなロスがあるわけです
普通ならこの馬だってレースをやめていてもおかしくないのに、よくロジリオンを差して2着まで来れたことに驚きました

もしマスクオールウィンが内によれるまで追い出しを我慢できていれば、
私はジャンタルマンタルとは大接戦だったと思っておりますし、
もし将来この2頭の仔が産まれたらと思うとワクワクするほど飛躍した妄想をしてしまいました(苦笑)

ちなみに何年も先のことで鬼が笑うどころか、呆れさせるかもしれませんが、この2頭の配合はこのようになります

血統がめちゃくちゃ詳しい方、この配合はどうなのかご教示いただきたいですが、
ノーザンダンサー系の様々な血をちりばめたエグい配合のように思えます

あとジャンタルマンタルはディープやサンデーの血薄め役として非常に重宝しそうな気がしてなりません‼


☆スタートして4秒で終了!でも素質は感じたアルセナール

ジョーカーに指名したアルセナールですが、スタートして大出遅れしてしまい、
その内の方でやっぱりスタートで失敗していたシュトラウスと共にレースは終わってしまいました

ただアルセナールはシュトラウスを除いて道中最後方、コーナーで外を回して、大外から追い込むももう他馬と脚色同じかなと思ったら、
残り200mから思っている以上に前との差を詰めるではありませんか
結局1着とは1.0秒差、2着とは0.6秒差の9着でしたが、最速上がりを出してのものですので、
さすがナミュール、ラヴェルの半妹、素質を感じる走りでした

どちらも2歳から活躍していますのでジョーカーに指名しましたが、まだまだキャリアが足りなかったようです

それでも今年の秋、来年の春には少なくとも重賞は勝ってくれると信じております


☆このままではオークス、ダービーは1強になるのか

改めて桜花賞と皐月賞組のレベルの高さをこれでもかと見せつけられ、穴党にとっては散々な週末となってしまいました
(日本選手権競輪決勝戦は荒れましたが、平原選手1着は穴党は買えないでしょ)

1強の時は2着以下が荒れるのは、去年のオークス、歴史が証明しています
(元々オークスは荒れやすいですが)

あと気になるのは、芝2000mの皐月賞より今日のNHKマイルCの方がペースが緩いんです

詳しくはまたダービートライアル総括で書きたいと思いますが、
ジャンタルマンタルはマイラーであるにもかかわらず、ペースが緩い今回の方がすごく余裕のある勝ち方だったのです

皐月賞は仕上がり途上でしょ、相手が弱いからでしょと片付けてもいいのですが、私はどうもココがモヤっとするのです

同世代に比べ完成されていたこの馬がもう一段階強くなっているのを見て、
もうこの馬を早熟だと呼ぶ人は多分いないでしょうけど、
もしかしてジャンタルマンタルはマイラーはなく、芝2000mの両階級制覇ができる馬ではないのかと

そんなジャンタルマンタルに皐月賞はあの厳しい流れを前々で追走して差し切ったジャスティンミラノですが、
全く参考にならないドスローの共同通信杯で、逃げた3着パワーホールを差した2頭がその後GⅠを勝ったものの、
当のパワーホール、そして4着以下の馬たちが、その後距離延長でGⅠやダービートライアルで、
全くいいところがなく敗れてしまい、出走メンバー自体が参考にならない事態だと思うのです
(ミスタージーティが若葉Sを勝って評価は上がったものの、皐月賞では9番人気10着ですし)

結論:まだジャスティンミラノが2冠馬と決めつけてはいけない

ダービーまで穴馬を探せるようガンバリたいと思います


それではヴィクトリアマイルの1週前追切注目馬について発表します

ヴィクトリアマイルの1週前追切注目馬は、
フィアスプライドです

元々この馬は追切は動くのですが、もう6歳ですので、
G1タイトルを狙えるのはこれが最後だということで、
国枝調教師も気合が入った仕上げをしてきたなというのが動画から伝わってきます!
1ハロンごとの加速ラップもエグいですし、
ラスト1ハロン10.9秒なんてその現れでしょう!

ただ私の「今」狙ってる馬はこの馬ではありません


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