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【競輪】2024年静岡記念総括【G3】

どうもゲンコツでございます

私は静岡記念プレビュー記事で注目選手を深谷選手、郡司選手、小林泰正選手、伊藤颯馬選手の4人を挙げましたが、
伊藤颯馬選手以外は見事に決勝戦に進出し、伊藤颯馬選手は準決勝敗退だったものの、
4日目は番手に佐藤慎太郎選手を付けて捲って快勝しました

まず福島県所属の佐藤慎太郎選手が沖縄所属の颯馬選手の番手に付いたかというと、
慎太郎選手は冬季は福島ではなく沖縄などで合宿するとのことで、その時に一緒に練習する仲だということで付いたとのことです

九州の選手が番手に付くときはツッパリ先行やジャンからのカマシ先行、早めのカマシ捲りが多い颯馬選手ですが、
今回は彼の持ち味のダッシュ力を活かした捲りになったのは、慎太郎選手がスタートで誘導の後ろを取ったというのが勝利の大要因でしょう

私は慎太郎選手も九州の選手同様の指示を出すかと思っていましたが、
颯馬選手の持ち味を最大限に引き出した慎太郎選手の懐の深さに頭が下がります

慎太郎選手はあの展開でも普通に颯馬選手を差すことができますので、まだまだ調子が良くありませんが、
早めに先頭に立ってほしいことを我慢して、先行選手の能力を引き出す方を選んだということは、
この日は立春でしたが、暖かくなってきたら調子が戻るかもしれないと予感しました

せっかく能力が高いと信じて応援しているのになんで颯馬選手を頭で買わなかったのか
土曜から全く当たらなくなったのはこういう信念のなさところなんでしょうね


話を決勝戦に戻します

地元静岡の深谷選手は郡司選手のツッパリ先行から番手捲りで一度は先頭に立ったものの、
その背後にいた単騎の清水選手に捲られてしまい、惜しくも2着に敗れてしまいました

そもそも、最初の並びが ⇐916・25・3・4・78 なのに、
なぜ清水選手が残り1周で南関ラインの後ろというベストポジションにいたのでしょうか

残り2周で近畿ラインが後方を嫌って上がっていくのはわかるのですが、
なぜか一緒に関東ラインの先頭小林泰正選手も同時に上がっていったことで、
なんも苦労もすることなく清水選手がベストポジションをゲットするという、
摩訶不思議なことが起こってしまったからです

                 78
ジャンが鳴った時点で ⇐916・3・(42)5 

もし清水選手が1車でもさらに後ろでしたら、深谷選手が優勝してた可能性は非常に高かったでしょう
(準決勝で郡司選手深谷選手以外でもう少し強い南関の選手を残せなかったのか)

そして泰正選手はどうして動いてしまったのか
わたしは1ー3-2が大本線で勝負していたからこそ非常に興味があります

まず南関ラインがツッパることを考えていなかったのか、
ツッパリなら何もせずに自分がベストポジションで走れるはずなのです

次に南関ラインが引いたとしても、寺崎選手は基本カマシ以外で逃げたくない選手であり、
さらに南関ラインが後方なら、南関ラインが一番先に仕掛けることで、
泰正選手は自分がイケるときにいつでも仕掛けやすくなるというメリットを自ら放棄してしまうという見事な敗退行為でした

深谷選手を地元記念優勝させるために全力でペダルを踏む郡司選手
郡司選手に目掛けて後方から仕掛けてきた寺崎選手とは併走になることもなく、
近畿ラインはここでジエンドとなってしまいました

残り半周で満を持して清水選手が深谷選手を捉えに行きますが、当然深谷選手は番手捲りで抵抗するものの、
深谷選手の出るタイミングが遅いというより、3番手にいた佐藤選手のことも考えた仕掛けだったことで、
脚をしっかり溜めることができ、単騎で自分の行きたいところで仕掛けられた清水選手と併走することになってしまうと、
直線で清水選手が差すのは自然な流れでした

清水選手が本当に強かったと感じるのはクレバーな走りをした準決勝の方で、
決勝戦は清水選手に全て流れが向いたことが大きいと思います

清水選手は今年は大宮記念優勝、川崎記念2着、そして静岡記念優勝と、
昨年SS落ちした悔しさで鍛え直したことと、
SSになったことでF1戦を走る必要がなくなり、調整がしやすくなったのでしょう

来週金曜からすぐに全日本選抜競輪G1が始まりますが、
清水選手の勢いはこれ以降もしらばく続きそうな予感がします


決勝戦の予想は、残念ながらハズれてしまいました(泣)

買い目は上記の記事で書いたとおりに買いました

3連単 1-3-278(3点)  1=3-249(6点) 
押さえ 1-78-278(4点) 

2車単 1-2478(3点)

わたしは南関ラインがカマシなら深谷選手の1着固定、ツッパる場合は清水選手を1着に入れてました

ツッパリ先行は確かに他のラインとの実力差が大きかったり、番手捲りをやるのなら向いている作戦だとは思いますが、
逆に逃げた選手や番手選手の持続力が短かったり、逃げたラインの後ろ選手の持続力が優れていたら、
ツッパリ先行は失敗する可能性は低くはない
と思っているからです

逃げた郡司選手は徹底先行タイプではありませんし、深谷選手も瞬発力タイプですので、
いまの絶好調の清水選手では押さえきれませんでした

持続力がハンパない神奈川の北井選手がもし逃げていたら、
郡司選手が早いタイミングでカマシ先行した流れで、深谷選手が発進したらどうだったのか
と思う次第ですが、
郡司選手が深谷選手のために全力で逃げてくれたこと自体、ここは感謝としか言いようがありません

郡司選手、深谷選手と静岡の競輪ファンのために前で頑張ってくれて、
誠にありがとうございました

そして深谷選手、来年こそは地元静岡記念優勝を期待しております

あと下の画像は静岡競輪場でやっていた未確定車券抽選会で当たったクオカード500円分です

競馬も土日共運まで見放された感がありましたし、
ここで運を使い果たしたのかなあと
本当は車券が当たってほしかったなあ(泣)

無駄に運を使ったのか、500円分還ってきただけマシなのか

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今後も競馬だけでなく、競輪記事も書いていきますので、
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