第116回天皇賞・秋総括
どうもゲンコツでございます
峰竜太選手、復活のダービー制覇おめでとうございます
21年グランプリ優勝戦でターンマークに激突妨害失格を始め、
いろいろなトラブルが重なり、一から出直さなければいけなくなったことで、
B1クラスに降格、1年10か月SG戦出場停止という、
とてつもない深い深い谷底に突き落とされました
そして今回SG復帰後にいきなりSG制覇!しかもダービー初制覇!
さらにこの優勝がボートレース全24場で優勝!しかも優勝100回目!のメモリアル
これで今年の賞金ランキング1位となり、
あの21年の悪夢から2年越しのグランプリ制覇に向けて大きな勝利となりました
正直降格した時、ここまで強い峰竜太が見られるとは思ってもいませんでした
並大抵じゃない逆境を乗り越えたあなたこそ、ボートレース界史上最高のスーパースターです‼
今週もアホ程負けて、もう競馬もnoteも筋トレもすべて辞めようかと思いましたが、
峰竜太選手の涙を見ると、こっちは全く何の才能もないにかかわらず、
勝手にもらい泣きして、また明日から頑張ろうと気持ちなっているという(苦笑)
人間の心理って何なんでしょうね、これから反省しないといけないのに
いつも通り前置きが長くなりましたが、天皇賞・秋の総括です
天皇賞・秋追切チェックと予想記事はコチラをご覧ください
【調教高評価馬】
☆☆〇07イクイノックス 1着
☆☆▲04ドウデュース 7着
☆☆◎09プログノーシス 3着⇒総合高評価馬
【調教ジョーカー馬】
☆★…10ジャックドール 11着⇒総合危険馬
☆★△01ノースブリッジ 10着⇒総合ジョーカー馬
☆★△05ガイアフォース 5着
【調教危険馬】
★★…06ジャスティンパレス 2着
☆スタートですべてが決まった!?
予想記事で私はこんなことを書いています
スローペースで逃げても、ノースブリッジやガイアフォース、
もしかするとイクイノックスのプレッシャーに押し潰されそうです
去年逃げるどころか、大逃げのパンサラッサを追走どころか、
脚を溜めることに専念せざるを得なかったジャックドールはとにかくスタートを決めたかったはずです
しかしガイアフォースが素晴らしいスタートダッシュが切れたことで、
ジャックドール鞍上の藤岡騎手はかなり焦ったのではないでしょうか
さらにイクイノックスもスタートが速く、
この超高速馬場で前に行くと鞍上のルメール騎手の賢明な判断と、
その指示に従ったイクイノックスは非常に賢い馬だと思います
ジャックドールはペース関係なくハナを切ることだけしか考えてなかったのは、
普段無理をしない藤岡騎手が外からイクイノックスを被せるように進路を取ったことで明らかです
無理にハナに立ったのに、無理せず普通に付いてきたガイアフォースやイクイノックス
この状況に藤岡騎手はもうペースを落とすことができず、泣きながら逃げることになります
(私も天覧競馬でこんなめちゃくちゃなハイペースになると思ってませんでした(泣))
☆去年の大炎上発言が今年まで影響!?
1:55.2(12.4-11.0-11.5-11.4-11.4-11.4-11.4-11.6-11.4-11.7)
前半1000m57.7秒-後半1000m57.5秒
前半1000m57.7秒は、去年大逃げを打ったパンサラッサより0.3秒遅いだけです
もし去年や例年ならジャックドールが大逃げ扱いになると思うのですが、
ラップ上なら平均ペース扱いとなってしまうのが藤岡騎手の持ってなさ(泣)
去年藤岡騎手がファンの期待したレースができず、
しかも満足したようなコメントを残したことでめちゃくちゃ叩かれました
土曜雨が降ったのに今日の異常なまでの高速馬場(今日散水したの?)だけでなく、
去年の大逃げ、あの炎上発言が影響ないとは思えません
去年は上がりの速いレースで脚を溜め、今年は高速馬場を利して逃げ残りを狙っているので、
ジャックドールの能力を藤岡騎手はなんとか引き出そうとしているのですが、
強い馬を焦らすには、強い馬と同じことをしても敵わないのです
イクイノックスと戦法が被ってしまった時点でジエンド、
その展開が読めていればジャックドールは消すことは容易でした
☆イクイノックスのイクイノックスのよるイクイ(略)
ドバイシーマCで余裕の逃げ切り勝ちを見せつけたことで、
イクイノックスの戦法は広がるばかりか、
先行馬は焦ってオーバーペースに陥り、他馬も付いて行かざるを得えなくなりました
まるで競輪で強い先行選手を後方にやろうと意識した結果、
他のライン同士で先行争いをしてしまい、
結果強い先行選手の捲りを引き出すようなものでした
結局最後差を詰めたのは、厳しい流れに付き合わず後方に控えたジャスティンパレスとプログノーシスということに
しかも上位3頭はパドックで落ち着いていたというのも納得です
ただ私はスローの切れ味勝負と読んでいましたので、上位3頭の差はスタミナの差になってしまい、
キレ味の鋭いプログノーシスが先にジャスティンパレスより仕掛けたことで最後は伸びが鈍りました
これで札幌記念はこの馬の底力で勝って、本来はキレ味で勝負する馬だということが証明されたでしょう
もしジャックドールが逃げることを諦めていればと思うと、
イクイノックスの差はもっと縮まってたはずです
残念ながらココで勝って、ロマンティックウォリアーに挑戦状とはいきませんでしたが、
香港Cで再戦することに期待したい反面、反動が不安でしょうがありません
勝ったイクイノックスは全く無理をせずにレースの流れに乗って、
ただ回ってきただけで勝ってしまったようなもん
ルメール騎手も疲れてなかったと語っていますので、
ジャパンCもいい状態で出走できると信じております
☆ドウデュースは復活できるのか
2番人気で打倒イクイノックスの筆頭だったドウデュースでしたが、
武豊騎手が負傷したことで急遽戸崎騎手に乗り替わるという不運
レース中ずっと力んでいたらしく、直線全くはじけなかったのはその影響でしょう
ただ2番手で積極的なレースをしたガイヤフォースより先に追い出され、
手応えが怪しくなったのもガイヤフォースより先というのはどうなのでしょうか
このままダービーがピークでこのまま終わってしまうのか
ただハーツクライの名馬は、終わりそうだと思われて人気が急落した瞬間、
G1で激走する機会があるのが特徴です
シュヴァルグラン⇒18年有馬記念9番人気3着 ボウマン騎手
スワーヴリチャード⇒19年ジャパンC3番人気1着 マーフィ騎手
サリオス⇒22年安田記念8番人気3着 レーン騎手
なるほど、復活の決め手は外国人騎手ということですか
(元々ハーツクライ産駒は外国人騎手と相性がいい)
ただオーナーと武豊騎手の熱い信頼関係だったら、引退まで武豊騎手で決まりでしょうし、
ファンもこのコンビでの復活劇を見たいですが、
来年もう一度立て直してから期待したいです
☆負けても強かったのはこの馬
ガイヤフォースはスタートセンス、超高速馬場への対応がドンピシャで、
もしマイペースで逃げられていたら、
イクイノックスは別ですが、プログノーシスとは接戦だったと思われます
ゆったり回れる東京コースの適性もバッチリなので、来年は大阪杯や安田記念を狙ってきそうですが、
また惜しいレースになりそうな気がしてなりません
前半1200m1:09.1、前半1400m1:20.5で通過しましたので、
あのスタートとスピードならスプリント戦も面白いと思っています
現在日本で強いスプリンターはいませんので(断言)、
新しいスプリンターのリーダーを目指してほしいです
今回も長文になりましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました
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