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【競輪】2024年川崎記念【GⅢ】注目選手をパワプロ風に紹介してみた

どうもゲンコツでございます

私は和歌山記念プレビュー記事で注目選手を古性選手、東口選手、寺崎選手、島川選手の4人を挙げましたが、
島川選手以外の3人がしっかり決勝に上がり、決勝でもこの3人が表彰台を占めたということで、
私の予想は的中したといきたいところですが、
決勝戦の予想は、情けないことにハズレでございます

レースは見事に寺崎選手のカマシ逃げが決まり、他のラインでは太刀打ちできない圧倒したスピードを魅せ、
古性選手の優勝と近畿ライン上位独占に成功しました

スタートで東口選手が必死に誘導の後ろを取りに行った姿を見た瞬間、
寺崎選手のカマシ逃げで作戦は決まっていたのでしょうし、
これが近畿ラインにとって最良の選択だったと思います

そこまで読めてたら、去年までナショナルチームに所属し、対戦相手のダッシュ力の差を考えれば簡単な車券だったと思いますが、
私の疑い深い性格が東口選手が誘導の後ろを取れるのかわからないと考えた時点でダメでした

寺崎選手は強風には弱かったり、カマシでないとまだ信用できませんが、
自分の得意なレースに持ち込めばG1決勝でもラインに貢献できる強さはありそうです

本当につらいのは勝負の10Rで島川選手1着予想を挙げましたが、
ガチガチの2車単3-56で勝負したら、
根田選手の先行に乗った和田健太郎選手を島川選手は差すことができず、裏を喰らいました(泣)

ただ南関ラインの後ろの3つのラインによる位置取り争いを制したことは大きな自信となるはずです
今後もそして大舞台でも目を離してはいけない選手になったと思います


1/18(木)~21(日)まで川崎競輪場で川崎記念~桜花賞・海老澤清杯~GⅢが行われます

やはり注目すべきは、地元である神奈川の郡司浩平選手でしょう

郡司選手

郡司選手は昨年までクラス最高位SS9人衆の1人でしたが、残念ながら陥落してしまいました
今年から5年ぶりのS1ですが、今年一発目の岸和田F1で3連勝し完全優勝、
しかも初日準決勝はラインの先頭、優勝戦は単騎で決めましたので、
SS陥落の悔しさが伝わるような気合の入った走りでした

ちなみに郡司選手は川崎記念3連覇中です
地元記念はG1と同等ぐらい気合入っているはずで、優勝候補の大本命でしょう


そんな気合の入った郡司選手を支えるのは、「南関東再生工場長」静岡の深谷知広選手と地元神奈川期待の先行選手、北井祐季選手です

深谷選手

深谷選手の説明は競輪グランプリの記事で割愛しますが、
今年も大宮記念で関東ラインの先頭を走り、自らを犠牲にするラインのための徹底先行をするという献身っぷりは相変わらずです

2週後には静岡記念も控えていますので、川崎記念も郡司選手を筆頭にガンガン地元選手を引っ張る競争をしてくることでしょう


神奈川期待の北井選手は先行主体で、特にツッパリ先行が得意で、作戦を実行できたときは非常に強いのですが、
他のラインに警戒され後方に置かれると、全く力を出せずに惨敗し、
捲るどころか前に進まないことさえもあります

しかし、2023年ヤンググランプリで今年デビューの太田海也選手のカマシ先行が決まり、
さすがパリ五輪代表候補の力の違いを見せつけたかと思ったゴール前、
なんと後方でじっとしていた北井選手の捲り追い込みが、
太田海也選手を交わすほどの勢いで2着に食い込みました

バンクの傾斜を利用して外から空いた内に切り込むことができたことで、
いつもの北井選手以上のスピードが出ていたことは事実ですが、
これが自信につながったのか、今年のF1開催で北井選手は準決勝、決勝で捲りが決まって、さらに自信になっていると思われます

実は北井選手は119期ですので、まだ3年目ですが、実は郡司選手と同じ33歳です
なぜ期が離れているかというと、競輪選手の前はJ2でも活躍したプロサッカー選手だったからです

確かに北井選手は郡司選手を引っ張る側の選手ではありますが、
キャリアは浅いとはいえ、年齢的にはピークを迎える時期です

正直今の状態をパラメータでは測れないぐらい、北井選手は現在進行形でまだまだ上を目指せる選手だと思います

捲りも決まるようになった今、そろそろ北井選手が勝つ競走も見てみたいと思っている私です


あと今年初戦となる昨年グランプリ覇者松浦悠士選手も登場しますが、
大宮記念を欠場していますので、まずはどこまで回復しているかをチェックしたいところです


SS班や地元選手以外で最近勢いがあるのは、岐阜の山田諒選手です
昨年は病気欠場が多く、なかなか調子が上がりませんでしたが、
復帰後F1戦(競馬でいうオープン特別みたないもの)6節中3度決勝に進出し2回優勝しています

前節岸和田のF1戦では、最初に取り上げた郡司選手と準決勝と決勝で2度対戦しており、どちらも郡司選手の番手を追走する形となり、どちらも郡司選手の2着に入りました

113期でまだ24歳とたっぷり伸びしろがありそうですので、
今年からSS班になった同じ地元の山口拳矢選手に刺激を受けているはずなので、
少しでも追いつけるような走りに期待したいですね


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