六甲祭に行ってきたよ、ということで正直な感想

今日誕生日の人おめでとう、桜華です。
名前が変わってるとかいう些細なことはどうでもいいので気にしないでください。

本日、六甲祭という学祭に行ってきたので、その感想について正直に書いていこうかなと思ってます。
けっして特定の団体や活動、人たちを貶めることを目的としているわけではないので悪しからず。あと一個人の意見ということも踏まえて見ていってね。

<六甲祭の感想>
六甲祭は「関西最大級の規模を誇る」と銘打っているうちの大学の学園祭ですが、確かに規模感がすごかった。

去年もお邪魔してるんだけど、去年は展示がメインで飲食は環境的にできなかったから、今年はそれに比べると進化してる感じが半端じゃなかった!
そもそもキャンパスが大きいので、いろんなところでいろんな出店やイベントをやっているのもあって、確かに「関西最大級」の名を冠するにふさわしいお祭りだったと思います。

とりあえずいろんな場所を一通りまわる感じで見てきました。
グラウンドの飲食販売では、いろんな団体の方々が盛んに宣伝していらっしゃって、寒い中本当によく活動しててすごいなと感心しました。
焼きそばとフランクフルト、あとは質問箱でいただいてたドーナツを食べたんですけど、小食なのもあってこれくらいでお腹いっぱいでしたね。
ほかにもフライドポテトとかからあげ、チュロスとかお祭りらしいものやケバブとか普段あんまり食べないようなものも売ってましたね。
大盛況ですごかったです。
あと個人的に、見てただけだけど、競技かるたか何かの団体が和装をしてたのがすごくかわいかったです。着たい、ああいう服を!!!

展示に関してもいろいろ見てきましたが、私は映画研究会の大ファンなので、一時間その部屋にこもって四本とも見てきました。
去年見た大好きな「新解釈うりぼー」を今年も見られて、ほんとに感激しました。納豆トレーニングを始めとする、ツッコミ不在のドラマがたまらなく好きなんですよね。
あとは展示をちょこちょこ見て回りました。
ちょっと天気に恵まれず、寒かったですけど、お祭りらしい熱気あいまって、なかなか雰囲気はよかったように思います。

<よかった点と惜しかった点>
せっかくなので、よかった点と惜しかったと思う点について書いておきたいと思います。あくまで個人的な感想ですので、一意見として来年以降、行きたいなっていう人は参考になさってください。

○よかった点
・人当たりのいい人が非常に多く、品のある人が作り出す空間という感覚が非常に強く感じられた
→これはすごく印象的だったんですけど、思いやりの心が強い人が非常に多い印象でした。地域の人も多く来場されてたんですけど、積極的に話しかけていたり、小さい子にも優しく接している方々が非常に多かったです。お店をしている方も、非常に丁寧な方が多く、飲食店で品のない客ばかり見ている自分は感動しました。神大生らしさなのかもしれませんね。また、ごみが地面に落ちているのを見なかったことにとても驚きました。みんながルールを守って楽しい空間にしようという思いをもっていらしてるんだなと、感動しましたね。

・規模で勝負、誰もが楽しめる場所を目指していた感じがした
→関西最大規模を謳っており、やはり数で勝負している感じが印象的でした。そのため、誰もが何か一つでもよかったなと思えるようなイベントになっているんじゃないかなと思いましたね。食べ物もおいしく、展示も映画研究会のように作品で勝負している団体もあり、参加型のゲームを企画しているところもあり、多くの人が楽しめる雰囲気ではあったのかなと思いました。

○ここが惜しかったという点
・会場が広すぎる、どっちに行けば何があるのかちょっとわかりにくかった
→地図もあったので、たどり着ける人にとっては苦じゃないんでしょうけど、方向音痴の自分にはどこに何があって、どこからどう行けばそこに着けるのかというのが非常にわかりにくかったです。まあ、歩くの好きだったのでよかったんですけどね。小さい子も多く、歩くのがしんどい方もいらっしゃるでしょうから、何とかして最短ルートを割り出せるように、立て看板とか人を配置するだとかで対処できるとよかったんじゃないかなと思ってました。たぶん、配置もかなりしていたので、人数的にこれ以上は厳しいのかなとも思いましたが。

・神大らしさを感じにくい、ただし、地域密着型のお祭りとしてはいい
→実は5月くらいに灘中学校・灘高校の文化祭にもお邪魔していました。なんとなく雰囲気が似ていたので、帰り道にそっちと比べてみたんですが、個人的には、なんだかこう、灘の文化祭の方がよかったなと思ったんですよね。その理由を考えてみた時に、灘の学園祭はとにかく自分たちにしかできないことを前面に押し出して勝負していたんですよね。公開授業であったりとか、展示や参加型のものなんかも、ある意味非日常を体感できるようなものばかりで、テンションが上がったんですよね。それに比べると、六甲祭はいい意味でも悪い意味でも規模の大きな地域のお祭りと形容するのがいいように思いました。食べ物や展示など、多様なニーズに合致するであろう規模間での勝負は来てがっかりしない、何か思ってたのと違うという感覚を引き出しにくく、非常にいいと思います。ただ、なんだか深く刺さらない。これが神大にしかできない行事なのか!という驚きが弱かったように思います。

<結論>
六甲祭の総合的な評価ですが、楽しいです、基本的には。
ただし、注意点がいくつかあります。

まず、一人で行くことにためらいがある人、絶対に一人で行かないことをおすすめします。私は一人でどこでも行っちゃう人なので、特に気にならないんですけど、まじで誰かと来てる人ばっかりです。あと、割かし並びます。特に人気の食べ物が売っているところは10分くらいは並んでましたね。そういう無の時間に孤独感を感じる人は一人で行くのはやめましょう。あとワイワイしてる人たちを見ると異様な嫌悪感と自分に対する憎悪を感じる方も刺激が強すぎるのでやめておきましょう。

次に、長くいることには向いていないということだけ覚えておいてください。例えば見たいステージがある。朝から来てその時間までずっといよう、という考えはあまり向いていないです。絶対飽きます。たぶん一人で行く場合、2時間いられたらいい方です。今回は映画で1時間使ったので、実質外にいた時間は1時間ちょっとくらいでした。チュロスの店は4件くらい見ました。デジャヴが半端なかったです。

あと、一個だけ言わせてもらいたいことがあります。あのですね、私は高校生じゃありません。運営さんの中にKooBeeを渡してくれた方がいましたが、私は高校生じゃありませんからね。大学の学祭、楽しんでいってね、じゃありません。私は3年生です。おそらく私はあなたと同じ学年か、むしろ上です。これだけは言っておきたかった~、という雑談です。

総括して一言で言うと、「六甲祭は地域密着型の大規模イベントである、基本的には楽しめるが、全員楽しめる保証はない!」です。

というわけで、だいぶ長々と書きましたので、読むの大変だったと思います。現代人は読む行為が苦手ですからね。読んでいただきありがとうございました。

せっかくなので、ここまで読んでいただいた方に面白い話でもしようかなと思います。
教育学の世界にはエリクソンという有名な方がいます。
彼の本名は、エリク・エリクソンです。野比のび太みたいですね。
また、心理学の世界でフローという状態を研究している方がいます。一般的にはチクセントミハイという名前で呼ばれますが、彼の本名は、ミハイ・チクセントミハイです。
どうしてこんな名前にしちゃったんですかね、という話でした。面白くはなかったですね。
ではでは、お疲れさまでした。

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