ルッキズムについての個人的な見解

最近、ルッキズムについての話題をよく見かける

ルッキズムとは「身体的に魅力的でない人への差別」である

もちろん魅力的でないと見做された人々が差別され、不利益を被るのは良いことではない

誹謗中傷や容姿に関する心ない言葉をかけるのは時代錯誤というか、そもそもあってはいけないことだと思う

しかし、美しい容姿を求められる場がある

ミスコンについての記事に「ルックスで人を判断するなんて時代遅れだ」等のコメントがたくさん付いているのを見た

多くのミスコンでは容姿以外の基準も設けているだろうが、やはり容姿も重要視される場である

そして、その場に出る人々は容姿を美しく見せる努力をしている

見た目を売りにしている芸能人やモデル、夜のお仕事をしている人たち、その他にもそれを金銭を稼ぐ手段として、自分の魅力としている人々もいる

(もちろん容姿を磨く以外の努力もされていることは承知である)

そして、それを求めている人たちがいる

自分の容姿を売りにしている人まで否定してしまうのは、個人的には納得出来ない

美しい容姿というのは、生まれ持ったもの以外の努力が隠れている

それを全て否定し、「人を見た目で判断するのはやめよう!中身が大切だ!」なんて単純なものではない

全ての人間が他人を全く容姿で判断しないというのは、極端な話だが人間の意識を電脳世界に移行してアバターで生活するしかないのではないかとまで思ってしまう

アンチルッキズムが全てこの様な極端な話をしているわけではないと理解しているが、一部の過激派はちょっと理想論が過ぎると感じる

様々な思想において、過激派の意見が悪目立ちしてしまう例は多数見てきたが、今回は過激なアンチルッキズムについて思ったことがあったので、私の考えを綴ってみた

今の私が思うことであって、今後この考えに変化が訪れることもあるかもしれない


余談だが、私個人はボディ・ポジティブである

また、ボディ・ニュートラルという考え方もある

ここまで容姿の美について言及したが、少しでも多くの人々が自分のありのままの容姿を受け入れられるようになって欲しいと思っているし、時代はそのように向かっていくのだと感じている




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