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二番目に死にそうになった話〜後編〜

入院生活が数日経っても、自分の身には何が起きたのか思い出せなかった

勇気を出して母親に尋ねる
「階段から落ちたんだよ」

過去にも階段から落ちて肋骨を折っていた私は、今度は随分と派手に落ちてしまったんだなって納得




するわけもなく
どう考えてもおかしい
爪の間に土みたいなのが詰まっている
だって身体拭いてくれるおばちゃんも土だねって言ってたもん!
メイ見たもん!トトロいるもん!!


そして疑問を抱いたまま、退院

家の階段は玄関を入ってすぐのところにある
玄関マットは血痕もなく、今までと変わらずそこにあった


私は階段から落ちてないな

整形外科のある病院に入院していた私は、精神科への紹介状を持っていた

開けちゃえー!!!
好奇心の敗北
事実を知る権利あるよな?
あるって言ってくれ


診断書には自殺企図の文字
2階の自室の窓から飛び降りたっぽい
朝6時頃に庭に横たわっているのを、親が見つけたって書いてあった
左前腕切創ともあったけど、それはただのリストカットである


そういえば青いお薬たくさん飲んだときは希死念慮に襲われていて、いのちの電話に鬼電してた
確か100回くらいかけて、繋がらなかった
ガチのメンヘラである
いのちの電話は恋人じゃねぇ

退院後は無事に連絡ついたから好き♡になるタイプのちょろメンヘラ



ここまで長文を書いておいて、着地点は『いのちの電話が繋がらないから飛び降りた』である
物理的に着地していたのは家の庭なんだけど


げんきちゃん、いい加減にしてほしい
冗談は名前だけにしろ

読んでくれた人まじでごめん
いのちの電話ぴえん🥺


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