私はかわいい
私は、自分のことをかわいいって言う
それはもう、沢山言う
私ってかわいい!!!
なんで私は私をかわいいって言うのか
ひとつは、それでしか生きてきていないから
ルックスと女性という性でちやほやされて
そしてお金も頂いていた
そういうことしていると、自己嫌悪に陥ったり、後悔したりする人も多いとは思う
私は違った
お金を貰うことで、自己肯定感が爆上がりした
私に会うために、繰り返しお金を払ってくれる人がいる
ただなんとなく、求められたいという理由で無料の性を提供していた頃に感じていた虚しさがない
私の価値はきっと他にもあるんだとは思う
お金は、性は、わかりやすかった
今はもうそれも辞めてしまったんだけど
その話はまた別の機会に
ひとつは、自ら言葉にすることで相手の言葉を受け止められるから
相手がかけてくれた言葉を否定したくない
それは相手にも失礼だと思う
そして自分で褒めてもらいやすい環境を用意することで、褒められ頻度が上がる
褒められて自己肯定感も上がる
所詮はりぼてのソレなんだけど
ソレを積み上げることで生まれる本当の自己肯定感があった
これは容姿に限った話ではない
毒にも薬にもならないなんて言うけれど、言葉は毒にも薬にもなると思う
だから、毒を浴びても薬で治していける部分だってある
猛毒への薬はそう簡単に手に入らないし、ずっとジワジワ蝕まれることだってある
でも薬を手に入れるために出来ることがあるなら、それをやっていきたいなって
結局のところ自己否定をやめたかった私が、少しずつ自己肯定が出来るようになるのは、容姿に頼るのが手っ取り早かったって感じかな
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