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人事のお悩み

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#仕事について話そう

新人教育は最初が肝心です!

4月になり、先週金曜日は歓迎会の団体が多く見られました。 コロナ禍では、長らくできなかった歓迎会も今年は大々的にできるようになりましたから、大勢での宴会は特別なものになりますね。 新入社員は、まず最初に新人研修を受けますね。 会社の理念や方針を理解し、これからの社会人として向かう方向のベクトルを合わせるのです。 夫々の仕事のスキルを上げる研修もあります。基礎的な知識を付けていくことも必要です。 新人研修の場合、大抵の場合は、この程度。 でも、本当に大切なことはもっとありま

13年前の3.11から学ぶこと

昨日で13年が経ちました。昨日書こうと思いましたが、色々なことを思い出したりしていたら、1日経ってしまった。。 あの日、私は渋谷で、いつも通り会社の中でお仕事。2時半から休職中の社員面談の準備をしていました。そこに突然、大きな揺れ。うちの会社は1Fから3Fまでフロアが分かれているので、全員の安否確認を私が一人ですることができなかった。でも内線はつながるので、各フロアの偉い人にフロアごとの確認をしてもらって、危険なものから離れるように、防災グッズを手元に置いて、と連絡。外出し

ドイツに見習うべき働き方改革

「失われた30年」と言われている日本人の賃金の低空飛行状態。 「働き方改革」だといって、残業を減らそうと旗揚げしても、オムライスの上の国旗程度(昭和の人しかわからないですね・・・)で、働く世代に安心感も満足感も生むことはない。 日本人の真面目な気質ととても似ているといわれるドイツは、圧倒的に労働時間が少ないのです。日本の平均労働時間より20%も少ない。 そして有休消化率も高く、一人当たりの国内総生産は1.5倍も高い。 労働時間が少ないのに、豊かな生活をしている、ということで

めんどくさい部下・無言で辞めちゃう部下

「それって私なんですか?」 仕事を依頼すると、こんな返事が返ってくることも珍しくない。 「いやいや、仕事だし、急ぎの依頼だし、誰かがやらなくちゃいけないことくらいわかるだろう。今、手が空いてるのは君だけだし、、、、」 上司はそう思っていても、それは部下には届いてないのです。 結局、こういう急な案件、急ぎの案件は、「はい」と素直に答えてくれる部下に集中するのです。 「はい」と素直に答える社員も、本当は時間的に厳しい、なんで自分ばっかり・・・と思っている人もいるでしょう。

女性活躍で男性の意識は変化したか

女性活躍推進はいい事ではあるけれど、年収の壁、育児、介護など従来型の課題解決にまで至っていないのが現状。 私は、女性活躍推進のネックは、女性側の意識にも問題がある、ということを以前のブログにも書いたと思います。 問題というと女性が悪い、ととらえられてしまうかもしれませんが、誰が悪いという話は、まったく意味がないことで、問題だというのは、長い年月に刷り込まれている女性の仕事、という暗黙の意識下の問題だということです。 社会の目も女性の意識も、刷り込まれている常識から抜け出すに