過去の記憶
先日、この問いを受けました。
ルーブル美術館にあなたの絵を飾ってくれることになりました。
どんな絵ですか?
僕が小学校低学年の時、授業で芋掘りの絵を描きました。
その絵が賞を頂くことに。
僕はその絵が展示されたら嬉しいと思いました。
賞を頂くと同時に、その絵は美術館かどこかに回収されてしまって、僕の手元には返ってきていない。
どんな絵だったか、もしかしたら実家に行けば写真の一枚くらいは残っているかもしれないけど、記憶を頼りに思い出すしかない。
芋掘りの絵。どんな服を着ていたっけ?
その賞を頂いた後、朝の朝礼で全校生徒の前で受け取ることに。
しかし、その当日、僕は高熱だか何だかで具合を悪くして、そのチャンスを逃してしまう。
こんな小学校低学年の記憶、30年以上前の記憶。
こんなことを思い出すのって、とても尊いことだなぁと感じています。
忘れていたことを思い出す。
すっかり頭の隅に追いやられていたことを、敢えて表の方に出してくる。
とてもとても不思議な感覚だけど、悪いことではない気がするし、どちらかと言えば素敵な感覚でした。
僕にもそんな昔の出来事があったんだなぁ。
たまにこうやって、昔の出来事を思い出す余裕、ゆとりみたいなものがあっても良さそうです。
昨日の記事。
変わらなくて良いと思うと、気が楽になります。
心の底からの、ありがとうをお伝えします!