生きるのが下手くそ

恐らく私は人間に向いていないのだろう

薄々思っていた。が最近になって更に強く確信した。私は世間で言うところの社会不適合者だ。1本に轢かれた人生のレールから逃げてしまったのだ

鬱病は甘えだ。そういう事を言う事も分かっているしご最もだ。結局私は自分の人生から逃げたのだ。丁度二年前入りたかった高校に入学した。友達も作りたかった。優しくしてくれる人も居たが私はその優しさを自身の殻に閉じこもり拒んでしまった。その後私の気味悪さと人間としての欠陥が齎したいじめに遭いはじめて心を壊した。

クラスに居るのが怖かった人の目も怖かった。誰かが笑う声が聞こえれば全てが私への罵りや嘲笑に錯覚したほどだった。それも自業自得だと思う。笑えないほど私は人間に向いてないから

適応障害。嫌々連れて行かれた病院でそう診断された。この時にはもう私は学校に行けなかった。朝学校に行く時間になると決まって体調を崩すようになった。体の震えが止まらなかった

その後の日々は地獄だった。地獄など生易しく聞こえるほどの受難の日々だ。思考は自己嫌悪と自殺願望で真っ黒く塗り潰されそれ以外の事を考える事など出来なかった。漠然としにたい、しにたいとそれだけを考えた。窓から飛び降りようともした。川に身を投げる事も考えた。毎日泣いた。一日中泣いていた。私は人間に向いていない