おくしゅり、しゅごい

先週末に心の病院に行って、抑うつに効く薬を処方してもらった。

(症状の話をする時、「自分が病気である」ように思い込んで、その症状に該当するように話を寄せてしまうのは何故なのだろう?まぁ「甘えですね」なんて言われたら心が崩壊してしまうから、多少はしょうがないでしょう)

先生曰く、1週間から2週間くらいで効果が出始めるから、また来週には行かないといけない。
先週の金曜日でちょうど薬を飲み始めて1週間だった。

お薬ってしゅごいね。
プラシーボも多少はあるのかもしれないけど、それでも効果がかなり出てると思う。

まず過食が引いた。
びっくりするくらい食欲が減った。
毎晩パックご飯2つにインスタントラーメンを食べるくらい食べてしまってたんだけど、飲み始めて3日くらいで急激に食欲が減って、パックご飯1つに惣菜とサラダでお腹いっぱい。
日中もパン1つで保つ。
ストレス食いがおしゃまった。
しゅごい。

次に悩むことが激減した。
その週は疲れもあってかミスが多すぎて、めちゃくちゃに絞られた。
もちろん、できない自分に凹みはしたけど、家に帰る頃にはもう直ってた。
忘れたわけではないけど、以前のように帰り道から寝付くまで一晩中ナイーブになって死にたくなるようなことはなかった。

スイッチが切り替わったというか、ミスをしたダメな自分という認知はあるんだけど、全く気にならなくなった。
しょうがないと思えた。
人生が楽になった。

こうなると、いつから自分は鬱だったのか分からないなぁなんて思う。
この暗く鬱々として捻くれた性格が自分なのだと10年程思っていたけれど、どうやら違うらしい。
本来の自分は明るく、良くも悪くも人とは感性が違い、その発想を活かして変なことを言ったりして場を明るくする。
その感性が違うことも美点として、才能として両手を広げて受け入れることができる。
(本来の自分、というもので今までの自分を否定するわけではないが)10年以上本当に長いこと見失っていた自分自身を、たった1週間で見つけてしまった。

これがプラシーボだとしても構わない。
一過性のものでないことを祈る。




………なんて記事を電車で書いていたら、唐突な吐き気に襲われてトイレに駆け込んだ。
最近朝と夜の吐き気がすごい。
自律神経失調症が再発している。
体の中でせめぎ合わんでくれ。

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