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リセッションは間近か? 先週の振り返りと簡単な来週の見通し

お疲れ様です!

6/27〜の相場の見通しを
先週に引き続き割高割安を用いてやっていこうと思います。


まず先週のnote割高割安についての、
シナリオでいくつか変更点について話していきます。


こちらが先週のnoteです。

https://note.com/genkaishachiku/n/n5034d8252fc2


まず僕はファンダメンタルズを主軸に
テクニカルも見つつ、ユーロもポンドも強くなるのではないかと予想を立てていました。



★まず先週あったことと、それに対しての来週の見通しについて話していきます。

・ポンドに関して




まず結果から話すと、先週のポンドは強くも弱くもなりませんでした。

シナリオの変更点は特にないので
この先の詳細は飛ばしてもらっても大丈夫です!



先々週、英国の経済が悪いことが露呈されたことによりかなり弱くなったポンドでしたが、
その中でも金利を上げたい人たちが増えたことによりこれから少しずつでもポンドは強くなっていくのではないかという見立てを立てていました。


先週に関しては週の初めに


このようなニュースがあり、一時ポンドは強くなりましたが、それも長く続くことはありませんでした。

つまり今の僕の考えとしては、この動かないポンドのチャートこそがコンセンサスだと考えています。

利上げ派が増えたことにより強くなると思う人もいれば、
まだまだ経済が悪いからこそ弱くなるという人もいて、
チャートから読み取れることは、ポンドは方向感が決まらず迷っている状態ということになります。


ユーロ円チャート
ドル円チャート
ポンド円チャート


このチャートを見て貰えばわかるとおりに
ポンド円だけは先月の高値を超えることができていません。
つまりまだ割安な水準ということになります。


ファンダメンタルズの観点でも
これからの利上げのことを考えると
先週から引き続き今週来週とポンドは強くなっていくという予想のままでいこうと思います。



・ユーロに関して

ユーロに関しては再度利上げが意識されたことにより、強くなるのではないかという予測を立てていました。


結果を言うと、週の初めは強くなり
水曜日からだんだん弱くなっていきました。


週の初めのシナリオは合ってたものの
なぜ水曜から弱くなったのか。


ユーロが弱くなったのは水曜日のEUのPMIからでした。

利上げも意識され始め、経済は良くなってきているであろうと市場は見ていたのですが
このPMIがかなり悪いことにより
ユーロの経済がまだまだ悪いことが明らかになりました。

この指標結果に市場にも大きなインパクトがありました。
大きく株が下落、円が買われ、一気にリスクオフの局面になりました。

それに加えて

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-24/RDZKQHT0G1L401


週末にはこのようなニュースも流れました。

7月の利上げが25bp以上の利上げも期待をしていた市場を抑えて、25bpをやると言う明確な意志を示したニュースでした。

ユーロの25bpの利上げはもう相場に織り込まれていることもあり、次の市場の関心は9月の利上げがどうなるか。

ここになると思います。

なので来週は一旦目線をフラットにし、
ニュースを待ちつつ随時シナリオを変えていこうと思います。


ここ最近は、指標や、ニュースなどにより
目線が目まぐるしく変わっています。

それは相場に挑む上では必要なことです。
目線を固定せずに、自分の意見にさへ疑いをかけ随時シナリオを変更していく。

なので、このレポートでの目線に関しても
固定することはせず、ニュースがある度に
目線を各々変更してもらいたいと思います。



★次に先週話したスイスフランは割安なのではないかという話をしていきます。

スイスフラン円のチャート


ドル円のチャート

結論から言うと目線は引き続きロング目線でやっていきたいと思います。


先週言った通り、ドルフランはMのネックラインを割ることはなく大きな下髭をつけて
引けることになりました。


新しいニュースも今のところないこともあり
シナリオ続行で、ロング目線で拾って行けたらいいかなと思っています。



★そして最後にリセッション(景気後退)に関してです。

S&Pのチャート
DAXのチャート


先週S&Pのチャートは
過去リーマンショックがあった時のチャートと類似していると言うことを話しました。

トレンドラインの下限に位置しており
そこから先週は一度反発をする形になりました。
それでもS&PもDAXも下限にまだいることは変わりません。


このシナリオに関しては、
1週間で起こることではなく
今後その可能性があると言うシナリオでした。


先週変化としてあったことは
FRBのパウエルさんがリセッションになることはあり得るという発言をしたことを初め

ニュースでリセッション(景気後退)の話題がかなり増えた
そんな気がしています。



僕の考えとしてあるのは

リセッションが来ると大衆が騒いでいるときには来ずに

忘れられてきたことにリセッションが来る。


つまり大衆が忘れてきた時
ニュースでも取り上げられなくなってきた時に、
突然リセッションはやってくる。


そんな風に考えています。


もしきた時には、先週話したように
全力でオージーを売っていきたいと思います。


必ずシナリオはいくつも準備しておく。


これこそがトレーダーに必要なことであり
もし何かが起きても焦らずにポジションを取れる人ができていることだと思います。


今週は先週のシナリオの変更点とその後を
話していきました。



来週の注目指標

米CPI

ラガルド会見
ベイリー会見 
パウエル会見

ここに関しても自分の考えを述べていこうと思います。


僕が思っていることの結果から話します。



どの国もリセッションを恐れていて
急激な株価の下落を恐れています。



つまり発言や、政策金利でのサプライズ利上げに関してはかなり慎重なのではないかと言うことです。



それでもインフレは上がりそれを抑えるためには利上げをしなければいけません。



そのためにどうするか?



それはマーケットにインパクトを与えないように少しずつ少しずつ
利上げに関するニュースをだし織り込ませることではないでしょうか。



最近は僕はそう言う捉え方でニュースを見るようにしてます。


つまり、来週の発言に関しても
多少の乱高下はあったとしても
大きなサプライズは考えづらいのではないかと言う見立てを立てています。


特にパウエルさんに関しては他国の総裁と比べても一層リセッションが起こる可能性を感じ恐れているようにも思います。

リセッションを恐れてか株価急落がよく見られる今、
尚更、インパクトを与えるのを怖がるのではないでしょうか。

なので、織り込みに関しても考えましたが
正直見立てはできないと言うのが正直なところです。





材料出尽くしの米国に関しては
来週の発言よりもCPIに注目していきたいと思います。


来週もニュースによるシナリオ変更などは
随時ツイートしていきたいと思います。


今週も長い文章を読んでいただきありがとうございました😄

来週もがんばっていきましょう!!


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