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(専門)商社マンのとにかく辛いところ 〜3方向から詰められる!?〜
どうもこんばんは。
今回は皆様お待ちかね、
商社が激務と言われる所以について、
専門商社勤めの視点から話していきます。
まず、前提として。
物凄く噛み砕いて書くと、
専門商社のメイン業務は
トレーディング
と言って、
仕入れ先から物を買い付けお客様に物を売る際にマージンを乗っけて販売し利益を出す
転売ヤーのようなお仕事。
一方総合商社のメイン業務は
事業投資
と言って、M&Aに代表される利益を出せそうなことに資金を全BETするお仕事。
勿論専門商社のお金があるところはM&Aをやってたりするし、総合商社もトレーディング業務を勿論やっている。
今回は、商社マン全員が経験するであろう
トレーディング業務について簡単に辛さを説明する。
大体どこの会社もそうだが、
「詰められる」
と言ったら誰の顔をイメージするだろうか?
まあ大体直属の上司や客先、と言った所が殆どだろう。
しかし、商社マンは違う。
仕入れ先
客先
社内の上司
この3方向から詰められるのである。
上述したが、商社マンのメイン業務である
トレーディングは、
仕入れ先→自社→客先
という流れでモノを動かす。
その過程でモノに不良があったりした場合は、
基本的に仕入れ先に直接クレームをぶつける。
※メーカーでは無い為、基本的に自社製品への責任は仕入れ先に持ってもらう。
本来の意味での「リスクヘッジ」というやつだ。
だが、仕入れ先も真っ向から全てのクレームを解決してくれる訳ではなく、
時には全く話さえ聞いてくれない時もある。
(難しいが、専門性の高い仕入れ先の方々にしてみればトラブルとは言えないようなことも、
そこまでモノに詳しくないお客様視点では
トラブルに感じてしまったり、と
仕入れ先とお客様のモノに対する目線が
合っていない為に起こる様に思う。)
そんな場合は私達商社マンが間に入って
双方にキレられながら円滑にトラブル対応をする。
これだけでもまあまあのストレスだが、
ここにさらに上司が割り込んでくる。
基本的に商社は商品を作っていない為、
トラブル発生時も自分達に損害が発生しない
様にしなければならない。
その為、もし仮に損害が出そうとなると上司が突っ込んできてまた詰められるのである。
こんな業界そうそうないとは思う。
その為商社マンはメンタルだけ無駄に強靭な
人間が多い。。
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