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ドル円概況(8/24)

【東京時間】

ドル円(5分足)

東京時間
(主な国内経済指標)        <発表値>   <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債         2632億円の処分超 3336億円の処分超・改
対内株式           7407億円の処分超 2260億円の取得超・改

・ドル円は小高い。昨日安値の144.54円手前で下値の堅さを確認すると、徐々に買いが進んだ。本邦長期金利の低下と米金利上昇を背景に日米金利差拡大への思惑から買いが入ったほか、日経平均株価などの上昇も相場の支えとなり、一時145.20円まで値を上げた。
・ポイント①はダブルボトムを付けたポイント。トレードは出来ない。
・ポイント②は、移動平均線を上抜けたポイント、ショートの損切で上に抜けやすい。
・ポイント③は押し目買いポイントで移動平均線の位置を見ると、リスクリワードが高くなっていることが分かる。

【欧州時間】

ドル円(5分足)

欧州時間
(主な欧州経済指標)        <発表値>    <前回発表値>
8月仏企業景況感指数          99        100

・ドル円は底堅い動き。米10年債利回りが4.23%台まで上昇すると円売り・ドル買いが先行。米労働指標が予想より強い内容となったことも相場の支援材料となり、一時145.96円と日通し高値を付けた。節目の146.00円手前ではいったん利食い売りなどが出たため、145.43円付近まで伸び悩んだものの、2時過ぎには145.94円付近まで再び強含んだ。なお、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁は「FRBはしばらく制限的なスタンスを維持すべき」「金融政策は恐らく十分に講じた」「FOMCは金利に関して年内に動かないだろう」と述べた一方、コリンズ米ボストン連銀総裁は「FRBにはまだやるべきことがある」「さらなる利上げの可能性がある」「しばらく政策を維持する必要がある可能性が非常に高い」などと語った。
・ポイント①は、押し目買いポイントだが、上位足の移動平均線がレジスタンスに控えているため、信頼度は高くない。
・ポイント②は、押し目買いポイント。リスクリワードが高く、東京時間の高値の145.2円まで下げたポイント。
・ポイント③は、移動平均線タッチの押し目買いポイント。信頼度は低いが、前回の高値がサポートラインとなっていた。

【米国時間】

ドル円(5分足)

米国時間
(主な米経済指標)         <発表値>   <前回発表値>
7月米耐久財受注額
前月比                ▲5.2%     4.4%・改
輸送用機器を除く前月比         0.5%     0.2%・改
前週分の米新規失業保険申請件数    23.0万件    24.0万件・改

・ドル円は3日ぶりに反発。米長期金利の上昇などを手掛かりに円売り・ドル買いが先行。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことも相場の支援材料となり、一時145.96円と日通し高値を付けた。節目の146.00円手前ではいったん利食い売りなどが出たため、145.43円付近まで伸び悩む場面もあったが、2時過ぎには145.94円付近まで再び強含んだ。欧州通貨やオセアニア通貨に対してドル高が進んだ影響も受けた。なお、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁は「米連邦準備理事会(FRB)はしばらく制限的なスタンスを維持すべき」「金融政策は恐らく十分に講じた」「FOMCは金利に関して年内に動かないだろう」と述べたほか、コリンズ米ボストン連銀総裁は「FRBにはまだやるべきことがある」「さらなる利上げの可能性がある」「しばらく政策を維持する必要がある可能性が非常に高い」などと語った。
・ポイント①は、押し目買いポイントではあるが、リスクリワード的には良くない。ただし、ダブルボトムをつけたポイント。
・ポイント②も判断が難しいが一度下抜けた移動平均線を再度上抜けたパターンで、ロングが検討出来るポイント。