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100均のジオラマ背景の使い方を探る

 ある日、キャンドゥにて販売されていたジオラマ背景が自宅にあるのを見つけた。

 貰いものなのだが、ぼくはジオラマ作りの趣味はなく、そういった道具なども一切ない。
 しかし……どうせなら少しはこれで楽しみたいものである。このまま置いておくのも勿体ない気がするのだ。一錢も無駄にすることなく日々を過ごし、タイミングを見計らって散財するのがぼくの流儀だ。馬鹿みたいな流儀である。
 
 さて、問題のジオラマ背景は競馬場の背景である。幸いなことにぼくはウマ娘のアニメを見終わった後に思わず家を出て走り出してしまうくらいウマ娘が大好きなので、グッズは幾つかある。
 しかし、それでも精巧なジオラマにするようなアイテムは何もない。なんとか頭を使って使い方を探った結果……

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トレセン学園 レース場
メジロマックイーン:皆さんご機嫌よう。メジロマックイーンですわ。
メジロマックイーン:今回は皆さんに、私のトレーニング風景をお見せ致しますわ。
???:そこのお嬢さん!待ちな!
メジロマックイーン:あ、貴方は!?……って、ゴールドシップ━━
ゴールドシップ?:shut up!俺はゴル・クルーズ……お前には、特別模擬レースを走ってもらう。
メジロマックイーン:な、な、何ですって〜!?
ゴル・クルーズ?:だが、お前は走らない。これで走ってもらう。
メジロマックイーン:な、な、何ですって〜!?
ゴル・クルーズ:さっきからうるせぇな。スーパーカブでレースするんだ。拒否権はねぇ。
ぺーんぺぺぺーん、ぺぺぺーんww(ファンファーレの音)
八尺様:ぽぽぽ…(さぁ、何でもありの模擬レース始まりました。)
八尺様:ぽぽぽ…(1番はメジロマックイーン。スーパーカブに乗っての出走です。無免許での運転です。)
な、な、何ですって〜!?:メジロマックイーン
八尺様:ぽぽぽ…(2番はシュヴァルグラン。唯一の通常出走です。被り物してるから、私の仲間だよ。)
シュヴァルグラン:僕、どうしてこんなことに…
八尺様:ぽっ……(ぽっ……)
斑鳩ルカ:なんだよこれ……
八尺様:ぽっぽぽ(それでは、レースが始まります。)
八尺様:ぽぽぽ(よ〜い…)
八尺様:ぽ!(ドン!)
シュヴァルグラン:ハッ!
斑鳩ルカ:……………
八尺様:ぽぽ!(こ、これは!)
キキキキィィーン!!!
金田:やっとモーターのコイルが温まってきたところだぜ…
ゴル・クルーズ:これは…とんでもない奴を見つけちまったな………おい、それ返してくれ。
金田:ピーキー過ぎてお前にゃ無理だよ。
ゴールドシップ:…………………………
ゴールドシップ:マックイィーン!!!
マックイーン:さんを付けなさいサングラス野郎!



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斑鳩ルカ:なんだよこれ!!

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