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新世代の躍動【ベレーザvs新潟】

2024年9月29日、味の素フィールド西が丘を会場に、
2024-25WEリーグ第3節
日テレ東京ヴェルディベレーザvsアルビレックス新潟レディース
の試合が、17時05分キックオフで開催されました。

試合前

ベレーザフードコート

少し渋滞に巻き込まれたものの、1時間と少し前には西が丘周辺に到着。最寄りの駐車場もまだ空いてました。

先ずは、ベレーザフードコート入り口にあるグッズ売り場に。案の定タオマフもキーホルダーも鈴木陽選手分は完売。先に来られてた方に確保しておいてもらって良かった。

いつもはやらない、ベレーザ1,000円くじ。4等のポストカード5枚組が2024-25バージョンだったので、ハズレでもいいなと思いつつ2回転。安定の白(4等)2つ笑。でも鈴木陽選手出たので良しとします。

試合後に鈴木陽選手にサインを貰えたんですが、慌ててバッグから出した時に足元の水たまりに落としてしまい、若干ふやけております・・・。

今回のスタグルは、Yummy Yell Kichen (ワイワイキッチン)さんで「牛すじトマト煮込みチーズライス+温玉トッピング」1,000円。今回、肉フェスというテーマだったのでお肉関係の出店がいつもより多め。Yummyさんは昨シーズン食べたけど今シーズンは初めて。ホロホロの牛すじが良い。

ハーフタイムにここまで戻るの大変なので、サニデリさんの「炭火焼スペアリブ」500円を購入し、後で食べました。さすがに冷めてしまったけど、十分美味しかったです。

練習開始

メインスタンドに入ると、ちょうどベレーザの選手たちが挨拶に。
前節浦和戦の混雑具合とは一転、余裕のある席配置に。これくらいがストレスなくて良いわあ。
ただ、座席や足元は水が溜まるほどずぶ濡れ。結構降ったようで。

前日の天気予報では曇りで降水確率は20から30%だったと思うけど、今にも再び降り出しそうな雨寄りの曇天模様。

リヴェルン。

練習中には霧雨が降り出しましたが、練習後には一旦止んでいました。

選手入場・集合写真・円陣

新潟の川澄選手、ベレーザの村松選手。両キャプテンによるリスペクト宣言。

ベレーザからU20ワールドカップ(コロンビア開催)に参加した5選手のおかえりセレモニー。

新潟の集合写真は撮れたけど、ベレーザはスタッフさん丸被りで撮れず。

前半

2018年から2年間、長野に所属していた滝川選手。プレーも雰囲気も大人になりました。

意外な先制点

5分。山本選手の右サイドからの速いクロスを新潟DFが落下際で触り、クリアできず高くバウンドしたボールは新潟GK平尾選手が弾くもゴールの中へ。オウンゴールでベレーザが先制しました。

土方選手と競り合う、新潟の白沢選手。
一昨年のクラブユース北信越決勝では、当時既にレディースに加入していましたがU18チームに戻り、AC長野パルセイロシュヴェスター相手に同点ゴールを決めていました。その試合では中盤だったかなあ。この日はセンターバック。

ベテラン川澄選手は右サイドでプレー。

前半の飲水タイム前後には大粒の雨が降り出し、雨装備の出番に。

雨雲の影響で暗くなるのも早く、雨粒にピントを取られることもあり、ボツ写真が多かったこの日。私のカメラはサッカー撮影には安価な方なので、悪条件になると厳しい・・・。まあ腕の無さが一番ですけど。

鈴木陽選手は、この日結構ドリブルが切れていた感じがして、シュート3本撃ちましたがチャンスメーカーとしての役割が多かった気がします。

追加点

37分、土方選手がドリブルで中央を切り裂きスルーパス。

これに反応した北村選手が落ち着いて決め、ベレーザに追加点。

村松選手に〇〇され、頭を叩くまでが一連なんですが・・・ちょっとブレてるし止めときます。DAZNの中継でも映ってなかった。現地にいた人だけのお楽しみにしておきましょう。

ハイボールをヘディングで跳ね返すベレーザの三浦選手。
昨シーズン終盤のベレーザvs新潟戦では、新潟の主力として得点も。今シーズンからベレーザに移籍、早くも古巣対戦となりました。

その後、スコア2-0のまま前半終了。

ハーフタイム

ロッカールームへ引き上げる新潟の選手。
シュート数9対1とベレーザ相手に中々シュートまで持ち込めず、表情も暗め。

後半から、ベレーザは山本選手→青木選手、新潟は上尾野邊選手→田中選手の交代。

後半

滝川選手がドリブル突破でゴールを狙うも、三浦選手と村松選手が二段構えで食らい付きブロック。

62分、新潟は道上選手→那須野選手、石田選手→下吉選手の2枚替え。

直後、ベレーザのゴールキックを繋ごうとしたところに那須野選手が猛プッシュ(これが交代前に授けた作戦なら、新潟の橋川監督も素晴らしい)、更に田中選手と滝川選手が加勢に入り、ベレーザのパスが村松→坂部→岩﨑と繋がったところで囲んで、滝川選手が奪い切った場所は、エリアの目の前。
坂部選手はサイドに広がってしまい、同じサイドに行こうとしていた村松選手が慌てて中央に戻り何とか滝川選手の前を塞ぐ。滝川選手は中央への切り返しを選択も、このスペースを埋めていた眞城選手がクリア。新潟にとっては間違いなく決定機だった場面を防いだのは眞城選手の貢献特大でした。

U20ワールドカップで大活躍だった土方選手。
土方選手らが不在だったエルフェン戦の感想で、ベレーザを「身体が硬い人」「(悪い意味で)分かり易い」と例えた私ですが、土方選手が入ったことで攻撃面の硬さはだいぶ解消されたように見えます。スピードとかパワーとかでなく、土方選手の大きな特徴は「プレーエリアの広さ」と「連動」「埋める」の精密さだと思ってます。この日は1アシストですが、それ以上に目立ってました。

66分、ベレーザは鈴木陽選手→松永選手。
勝ったり負けたりの中、ギクシャクしていたベレーザの攻撃の先端で苦しんでいた鈴木陽選手。この日も残念ながらシーズン初ゴールはお預けとなりましたが、プレー内容は交代後の表情からも分かるように改善に進んでいます。
昨年、オルカ鴨川FCでなでしこリーグ1部MVPに輝いた時は、トップ下に浦島選手(現、ニッパツ横浜FCシーガルズ)という稀有な選手がいましたが、プレースタイルは違えど浦島選手と土方選手は同じ特性を持っている気がします。その恩恵を受けるのが鈴木陽選手。このメンバーで戦えるようになれば、初ゴールもそう遠くはない気がします。

72分、新潟ゴール前からの弱いクリアを坂部選手が拾いシュート。これは新潟GK平尾選手の守備範囲。

75分、新潟が再び2枚替え。
川澄選手→山本選手、園田選手→白井選手。

時折雨が降る悪天候の中、まずまずの1,319人。後半は雨は止んでくれていたかな?

84分、ベレーザも2枚替え。
松田選手→氏原選手、北村選手→樋渡選手。

87分、ベレーザ最後の選手交代、眞城選手→木下選手。
元々そういうタスクを背負っていたっぽいけど、この日の眞城選手は多分両チーム通じてダントツのタッチ数。圧巻のボール扱いと守備でも貢献。どこかで「NEXT長谷川唯」なんて書いてあったけど、そう育てるつもりなんかなと思うくらいでした。

最年少ゴール

89分、エリア内で氏原選手が仕掛けて土方選手→松永選手と繋ぎ、クロスを樋渡選手がヘディング、ファーに逸れたところを青木選手が押し込んでゴール。

青木選手のゴールは、16才2ヶ月でWEリーグ最年少得点記録を更新。

先に下がっていた眞城選手のもとへ走る青木選手。
2人はこの試合を最後に、U17サッカー女子日本代表としてドミニカ共和国で開催されるU17ワールドカップに挑みます。
※と書いたけど、何故か眞城選手は事前国内合宿には参加せず現地合流?

後半アディショナルタイム6分。

新潟の反撃

ただ、昨シーズンは3強を崩す勢いを見せた新潟もやられっ放しでは終われません。
90+1分、滝川選手が中央やや右でボールを奪うと、左サイドの山本選手へ。山本選手はワンタッチ入れてエリア外からシュート。これが見事なカーブを描いて逆サイドネットに突き刺さりました。試合後インタビューで青木選手もコメントしてましたが、ちょっと青木選手と坂部選手が対応緩かったかなあ。まさかあんなところからゴラッソ食らうとはなかなか無いですが。

その後の数分間、新潟が優勢に試合を進めますが時すでに遅し。
ベレーザが3-1で新潟に勝利しました。

試合終了後

色々書いたんで、最後は写真中心で。
ベレーザは次節10月5日土曜日にアウェーでセレッソ大阪ヤンマーレディースと、新潟は6日日曜日にホームでジェフ千葉レディースとの対戦です。


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