【2021年版】なぜ銀シルバーが高騰?その理由と2つの購入方法を解説!
なぜ銀シルバーが高騰が今高騰しているのか。そこには、金に比べ工業需要が高い銀特有の理由がありました。
その理由を説明していくとともに、2つの具体的な購入方法についても解説していきます。
理由を説明していくとともに、2つの具体的な購入方法についても解説していきます。
価格の推移
まず現状把握のため、さらっと銀チャートを確認していきましょう。
1年チャート
15年チャート
新型の問題以降、上昇していることが分かります。
高騰の理由① 銀の供給不足
世界の供給と需要を示している以下の表をご覧ください。
赤枠で( )書きで示しているところは、現物の銀が不足している年になります。
現物の銀が供給不足になっている年が、多いことが分かります。
これは流通量ベースでの話ですが、次に埋蔵量ベースについても見ていきましょう。
下図は金属の埋蔵量と推定需要表したグラフです。(資料は2010年頃と少し古いです)
特に銀シルバーは、累積需要が非常に大きい(黄色)にも関わらず、分かっている埋蔵量ベースで供給し続けることができない可能性が高いことが分かります。
需要と供給のバランスで価格が決まってくることは歴史が証明してくれています。
高騰の理由② 太陽光パネル等工業用途の拡大
バイデン政権となり、カーボンニュートラルに向けて大きく舵を切り出したアメリカ。
出典元:https://project.nikkeibp.co.jp/energy/atcl/19/feature/00007/00041/
主力ともいえる、太陽光発電関連企業に注目が集まっています。
出典元:https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/chart/SPWR?ct=z&t=1y&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v
明らかに世界が、太陽光発電に期待していることが伺えます。
太陽光パネルの伸びとともに必要となるのが、銀です。
銀の太陽光発電向け需要は今も拡大し続けています。以下のグラフを見てください。
出典: https://media.rakuten-sec.net/articles/-/27314?page=4
アメリカの政策や、世界のSDGsに関する話は、今後もテーマになり続ける可能性が高いため、銀に注目が集まったということもできます。
高騰の理由③ インフレ
2008年以降各国の中央銀行が法定通貨(円やドル)を大量に市場に流通させてきました。
2020年に発生した新型の問題以降、この流通量はさらに増加しています。
この量的緩和によって、インフレが起きるのは自然なことです。
量的緩和、インフレについては以下で解説しています。
お金を刷り過ぎるとお金の価値が下がり、相対的にモノの価格が上昇する現象が起きています。
ドルや円で取引されている銀も例外ではないです。
より詳しく知りたい方は、こちらから見れます。
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