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2021年度共通テスト 玄々舎塾生の英語・数学の平均点と考察

1月16日・17日に2021年度共通テストが予定通り実施されました。昨年度までのセンター試験から共通テストに変わって最初の試験ということで、苦戦を強いられた人も多かったかもしれません。

幣塾の生徒さんたちの英語・数学の平均点とそれぞれについての簡単な考察をしておきたいと思います。なお、提示している平均点は小数第一位を四捨五入した点数です。

英語(リーディング)

英語(リーディング)の平均点は96点でした。授業では共通テストの出題形式や傾向などをざっと解説したものの、特別な対策はしていません。

生徒さんたちには普段から授業や課題などで大量の英文を読んでもらっているため、英語の基礎体力が身についていたのでしょう。物語文がなくなるなど試行調査からの変化もありましたが、問題なく対応できたようです。時間が余ったという声も多くありました。

内容については賛否両論があると思います。思考力を問うというよりは、情報処理能力を問う問題となったことも確かです。ただ、もともと共通テスト(センター試験)に過度な期待はしていませんので、こんなものだろうなというのが個人的な感想でした。

厳しい言い方かもしれませんが、「傾向が変わったから点が取れませんでした」と言うのは単なる言い訳です。傾向を元に対策を行いつつ、どんな問題が出されても対応できるだけの実力を身につけておくといいと思います。

英語(リスニング)

英語(リスニング)の平均点は94点でした。こちらも普段からディクテーション、リスニング、ディスカッションなどを取り入れた授業を行っていたこともあり、特別な対策をせずとも好成績をおさめることができたようです。

数学Ⅰ・A

数学Ⅰ・Aの平均点は95点でした。時間の延び(10分)以上に分量が増えることが予想されましたが、試行調査に比べるとやや改善されたという印象です。基礎力をつけた上で厳しい時間制限をつけて解く練習を積んでいたせいか、時間が足りないという声はありませんでした。

数学Ⅱ・B

数学Ⅱ・Bの平均点は92点でした。時間は60分のままですが、文章量はやはり増えています。全体の計算量が減り、思考力重視の問題が増えたことが幣塾の生徒さんたちにとっては有利に働いたようです。

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