見出し画像

「全知全能ピンボール」 200625 日記

・最近毎日のように封筒が届く。

・規格バラバラの封筒で届く。

・青年期に『マトリックス』で人格を形成したので、封筒で何かが届く事自体がめちゃくちゃテンションがアガる。

Matrix (1999)


・まあ自分で注文したんで、内容物は分かってるんですけどね…

・ゲームボーイのカセットです。

・やったこと無いカセットはもちろんのこと、過去にやったことあるカセットも青春を取り戻すかのように買い集めている。


・それもこれも先日買った「レトロフリーク」がかなり熱いハードだから。

・起動すれば一瞬で遊べて、セーブも自由で、過去のゲームがカセットの数だけ遊べる。言葉にすると何もすごくなさそうに見えるが、これが生活水準が5%上昇するくらいの影響力がある。



・そんな中でも『ポケモンピンボール ルビー&サファイア』の面白さが半端ない。

・10〜20分の息抜きとして遊ぶのにちょうどいい手頃さ。そのくせに、やめどきが分からなくなる中毒性(セーブ機能があるのでちゃんと終われますが)。

・(もしこのゲームやり込んでる・やり込んでた人いたらうまくなりたいので相談に乗って欲しい…)


・ハマったのは昨日今日じゃなくて1週間以上前から、仕事・食事・睡眠・ポケモンピンボールの生活を送っている。

・すでに(表面のボス的な)グラードンをゲットした。

・先日の株式会社ポケモンの発表でダイパリメイクとか騒がれてた中、ポケモンピンボールの新作を期待していたのは俺だけだろうな。(と思って検索したらそこそこの人数の人が期待してた)



・もともと子供の頃にゲームボーイ版の「ポケモンピンボール」を遊んでたのがきっかけだけど、当時は盤面の英語も読めないし、どうやったら得点が伸びるのかとか全く分からずにやっていた。

・で、飽きて放置してたら代わりに父親がめっちゃハマってて、台揺らしの復帰技とか使ってたのを覚えてる(その影響があるのか無いのか、今度は自分がハマっているし、台揺らしの復帰技も使えるようになった)。

・ゲームボーイ版の方はBGMが良いことで有名。ゲームなのにアニメ版の「めざせポケモンマスター」のアレンジ曲が入っている。

・アレンジが天才の所業



・で、久しぶりにそのゲームボーイ版「ポケモンピンボール」の方を遊んでみたらあまりに面白い。大人になってルールも分かるようになり、狙ったところにも打ち込む技術も上がったのがデカい

・そこで、やったことなかった「ルビー&サファイア」版に興味出てきたので買ってみた。


・もう何度も繰り返しですみませんが、これがまたメチャクチャ面白い・・・・・・・・・。グラフィックもこんなに綺麗になって・・・・


・何がこんなにハマらせるのか。

明確なゴールが無い(複数のゴールがある)ところは良さの1つ。ハイスコアを更新するのか、ポケモン図鑑をコンプリートするのか、伝説のポケモンをゲットするのか。

・ピンボール自体の魅力でもあるんだけど「あの時できたのになぜか今できない」「次こそはうまくやれる」というムカつきすぎない程度の悔しさが残るのも良い。


・そして極めつけは、ピンボールと一体化し全知全能になる解放感と気持ち良さ

・よく「自然と一体化する」「波に逆らわずに波と一体になる」といった達観した教示があるが、まさにその感覚で「ピンボールと一体化する」。狙いたい所にどう打てばいいかが考えずに"分かる"。肌感だけで掴める。反応反射音速高速である。

・繰り返し『マトリックス』の話で恐縮ですが、1作目のラストでは覚醒したネオがマトリックスの情報構造がすべて"見える"ようになる事でエージェント・スミスを打ち倒す。 これと同じような感覚がポケモンピンボールでも起こる。

・この精神を加速させて脳がスパークしてフロー状態に入るのが死ぬほど気持ちいい。


・でも、こんなうまいフロー状態に入れることはほとんど無いので、大体真ん中をスポっと抜けていく。


gengengにバフをかけられます