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子どもをまん中に、誰も取り残さないやさしい社会をつくる

 三股町での会議だった。

 コンセプトは、こどもをまん中に-「食」と「農」と「野育」と「芸術」と、である。主軸団体は、ひかりの森こども園、タテヨコナナメ、True Mealsなどが参加している。

 学校をつくるというより、目の前にすでに不登校の子どもたちがいて、一人の子どもも取り残さない、やさしい社会をつくるために、子どもたちに多様な選択を示しつつ、子どもたちと「地域」や「生活」を豊かにすることを通して、人間形成をする。そういう子どもたちとつくってきた「場」を集めていくと、学校になるのではないかというものである。

 目の前の子どもたちは、「ここに今日から来ないか」と誘ったならば、「どんなところ?」と聴くので、まずは、「どんなところ」を説明しようということになった。「食」があるよ、と答えると、「食ってなあに?」と聴くだろうから、子どもたちが経験している給食とどう違うのかを説明していくことになる。誰のために、学校をつくっていくのかがはっきりしてきた。
 向き合う子どもたちが見えてくると、次は、何をするかだけではなく、なぜするのかを考え、できるだけすることを限定していく。

 なぜを深めていく先に、かたちが現れる。

 今日も、一歩前へ、歩んでいる。次回は、6月30日(金)である。
 

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