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幹事会報告

 幹事会がありました。
 
 田野町で進めていました学校づくりは、白紙となりました。

 「場」の教育力を大切に、学校づくりをしてきましたので、一度リセットして、新たに進めることになりました。三股町は、進行中です。

 子どもたちの「自治」や「学習権の自覚」を大切にするという原点に戻ります。フリースクールではなく、学校づくりにこだわる点も確認しました。これまでAKASAKA Farmさんの想いをていねいに聴いてきましたので、学校づくりの構想をかたちにすることをストップしていましたが、再開することになりました。これまでAKASAKA Farmさんとの話し合いで得てきた食や農との「協働」や三股町で展開している福祉との「協働」という視点は今後も生かしていきたいと思います。

 次回の幹事会より、むしろ、私の方で積極的に学校づくりの構想を示し参加者で検討することになります。また、プレスクールも始めます。既存の学校は、どうなっているのかを具体的に示しつつ、新しくつくる学校はどう違うのか、なぜ違うのかを見える化し、ことばをつくして説明し、その後、参加者で話し合います。再スタートは、6月24日(土)の15:00~18:00になります。20分から30分の提案内容を、ワールドカフェや二列ワークなどのワークショップの技法を取り入れながら、誰もが、ささいなこと、細かなこと、言葉にならないことを大切にしながら学校の構想を検討します。

 プレスクールは、第一回目を7月9日(日)の午前中に企画します。プレスクールは、まずは私の方でかって日南市教育委員会と協働して開発したアクティビティを子どもたちと取り組みながら、「プロジェクト」のあり方を検討します。

 日南市教育委員会と協働して開発してきたアクティビティは、インベーションやKAIZENといった仕事の方法を学びながら学校を改善するちからを子どもたちにつけるというものです。「エッグシェルター」や「トランプ時計」といったアクティビティを子どもたちと経験しながら、子どもとつくるものづくりプロジェクトにつなげていく活動になります。新しくつくる学校でも、教員がすべて行うというより、地域や保護者にひらかれ、子どもたちの意見表明につなげ、協働するプロジェクトを子どもたちと構想していくという筋道に位置づくものと考えています。

 ぜひ、ご参加ください。

 

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