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下手ではなく、苦手なのだ
息子である暖くんは、運動が苦手だ。端からは何をしているかわからないこともある。ボールを上に投げることもほとんどできなかった。
でも、下手ではなく、苦手なのだ。同じことを言っているけれども、ちょっと言い方を変えるだけで、聞こえ方が随分と違う。下手は、現在を評定しているが、苦手は未来への可能性を含んでいる。
彼は、運動は苦手だけど、はまるとずっとずっとやっているので、いつの間にか少しずつできるようになっている。上手い下手は関係がない。毎日やっているかどうかが重要だと彼から教えてもらっている。
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