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日々新しくなる自分と出会い、子どもたちに向きあえる教員になる

  大学案内の執筆に格闘した。私は、学部では教職実践基礎コースにも所属する。

 教職実践基礎コースは、地域に根差す学校づくりの中心となる小学校教員を養成している。教職大学院への進学を前提とした、6年間を見通したカリキュラムを編成するとともに、市町村教育委員会等と連携した教育現場でのフィールドワークを充実させてきた。
 子どもの貧困や不登校など教育現場に立ち現れる様々な課題に対応できるよう、教職実践基礎コースでは、教育哲学や教育制度、授業づくりや学級づくりなど幅広く学び、多様な視点と多角的な問題解決のアプローチを身に付けるだけでなく、小規模校の学校づくりや学級経営、学習集団づくり、情報メディア活用、道徳など、より実践的に学べるよう講義そのものも工夫されている。たとえば、授業研究に関する科目では、実際に指導教諭等の授業を参観し、授業づくりの意味を多角的に検討するフィールドワークとワークショップも用意されている。さらに、これらの科目のほとんどは、教職大学院で科目を担当する教員によって担われ、教職大学院での専門性の高い学びにつながっている。

 教育現場の課題に果敢に挑み、自らの考え方を日々更新していく意欲があるみなさんと一緒に学ぶことを愉しみにしている。

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