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【AIニュースを読む】ChatGPTにGPTsへのメンション機能が追加

ChatGPTの機能として、GPTsへのメンション機能が追加されています。1つのチャット内において複数のGPTsを読み込んで使用できるようになりました。

呼び出せるGPTsは、自分で作ったMy GPTs内にあるGPTsの他、自分が使ったことがある他者が作ったGPTsもメンションで呼ぶことが可能です。

GPTsを呼び出すには、半角の「@」でメンションできます。

ChatGPTでメンション機能を使用してみる

まずはAGIの論文について検索してもらいました。

「AGIのレベル:AGIへの道の進捗を具体化する」(Levels of AGI: Operationalizing Progress on the Path to AGI)を論文を検索してください。なお日本語でお願いします。

ChatGPTへの質問

「AGIのレベル:AGIへの道の進捗を具体化する」(Levels of AGI: Operationalizing Progress on the Path to AGI)という論文では、人工汎用知能(AGI)の発展を測定するためのフレームワークとして、AGIのレベルを定義し、それぞれのレベルにおけるリスクや人間とAIの相互作用の変化を考慮しています。

この論文では、AGIを評価するための6つの原則が提案されています。これらは以下の通りです:

1. 能力に焦点を当てる:AGIの定義は、プロセスではなく、AGIが達成できることに焦点を当てるべきです。
2. 一般性と性能に焦点を当てる:AGIは多様なタスクを高いレベルでこなす能力が重要視されます。
3. 認知的およびメタ認知的タスクに焦点を当てる:物理的なタスクよりも認知的なタスクに重点を置くべきですが、新しいタスクを学ぶ能力などのメタ認知的能力も重要です。
4. 可能性に焦点を当てる:AGIは実際に展開される必要はなく、必要なタスクを実行できる潜在能力があれば十分です。
5. 生態学的妥当性に焦点を当てる:AGIの進歩を測定するためのベンチマークとして、現実世界で価値あるタスクを選ぶことが重要です。
6. AGIへの段階的アプローチ:AGIの「レベル」を定義することで、AGIに関する政策や進捗について明確な議論が可能になります。

また、AGIの発展を測定するためのレベルベースのアプローチが提案されており、異なるレベルのAGIにはそれぞれ特徴があります。たとえば、レベル1は狭義のAGIで特定のタスクに特化し、レベル4は完全なAGIで、人間ができる任意の認知タスクを学び、自律的に新しいドメインをマスターする能力があります。

この論文は、AGIの研究と開発において共通の言語と基準を提供することを目的としており、AGIの発展がもたらす可能性とリスクを理解し、それに備えることの重要性が強調されています​​​​​​。

ChatGPTの回答

次に上記に似た研究論文を「Consensus」GPTを呼び出して挙げてもらいました。

「Consensus」GPTをメンション

続いて「Consensus」GPTで挙げてもらった論文の中で、1番の「Artificial General Intelligence and Noncomputability: A Dynamical Framework」の論文の内容を「Paper Interpreter (Japanese)」GPTを呼び出して要約してもらいました。

「Paper Interpreter (Japanese)」GPTをメンション

最後に

いかがでしょうか。ChatGPTでやり取りする中でGPTsを任意に呼び出せるため、内容を理解したまま使えるため非常に便利です。またChatGPTだけではなく、GPTsからでも他のGPTsを呼び出せます。GPTsのメンション機能が追加されたことで様々な使い方ができるようになるでしょう。

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