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【鳴潮】船なしでも乗霄山へ渡れるか?【ネタ】
おはようございます。ジェネです。
今回は案内人の力を借りずに独力で乗霄山へと渡れるか検証していこうと思います。
いつもの記事と比べても明らかに実用性のないネタですが、まあ知的好奇心による探求ってことでひとつ。
それでは参りましょう。
あらすじ
メインストーリー第一章第七幕『春雷明かす乗霄の暗雲』最序盤において、漂泊者は夢の中で乗霄山という地名を耳にする。
聞き慣れない土地に首を傾げる漂泊者とアブに、たまたま近くの席に座っていた市民が乗霄山について聞かせてくれる。
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曰く「乗霄山に辿り着いた者の話を聞いたことがない」という。
たとえ危険が伴うとしても自身の失われた記憶に関するヒントを見過ごすわけにはいかない漂泊者は歳主に会うため乗霄山へ向かうことを決める、というのが本編での流れである。
この後は歳主の情報を得るために辺庭へ向かうのだが、前述の通り乗霄山の場所についてはこの時点で既に聞いている。
もしここで漂泊者が辺庭に向かわずに直接乗霄山へ向かったとしたらどうなるか、実際に到達は可能なのか、というのを検証するのが今回の趣旨である。
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検証:単独での乗霄山渡航は可能なのか
前提条件
まず初めに、この検証は第一章第七幕の潮汐任務終了後に実施している。
実際のシナリオ進行中に実践した場合に起こる事象については未検証であるため、そちらを検証したいという方は自己責任で実施してほしい。
本編において乗霄山へ向かうには「案内人」の助力と渡航用の船が必要となる。
しかし渡航後は船が乗霄山・砕光浜の桟橋に固定されるほか、以後の行き来は信号塔で行われるため船を使うこともできなくなる。
ゆえに考えられる渡航ルートは二つ。
鉤縄とパラシュートによる空路と、水泳による海路である。
今回はその両方を併用した方法で渡航を試みる。
「案内人」と合流する渡場は乗霄山からやや離れた位置にあるため、スタート地点はより近い場所に設定する。
具体的には怨鳥の沼・龍山の渡し場(下図左側)の灯台最上部を離陸地点とし、鉤縄の使用とパラシュートの滑空で可能な限り距離を稼ぐ。
そして途中で海に着水した後はその地点からスタミナの続く限り泳ぐ、という手段を取ることとする。
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なおこの検証ではあらゆる消費アイテムの使用を禁止とする。
理由は水泳でスタミナが尽きかけるたびにスタミナ回復料理を食べ、再使用が可能になるまで待機する手法を取ればどれだけ距離があっても泳ぎ切ることが可能だからである。
この縛りにより、鉤縄のクールタイムを短縮する料理アイテムや水泳のスタミナ消費を軽減する料理アイテムも同様に使用不可となる。
鳥人間コンテストin今州
乗霄山への密航……もとい単独渡航を行うにあたり、操作キャラには吟霖を採用した。
理由としては長身のキャラほど滞空時間が長くなるから、という訳でもなんでもなくただ単に見栄えが良かったからである。
あとキャラ的にミッションインポッシブルっぽいのもある。
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しかしこの検証、実際にはかなり困難を極めた。
最初は船の停泊している桟橋への到達を目標としていたのだが、スタート地点からやや斜めに飛ばなくてはいけないことから距離が足らず、さらに高さも必要ということでスタミナが絶妙に足りないのだ。
何度か挑戦した後、目標地点を桟橋ではなく地面判定のある砂浜に変更した。
ルートがほぼ水平になり直線距離が最も短くなるが、代わりに上陸地点が浅瀬となるため曖昧になる。
浅瀬でもスタミナが尽きれば容赦なく溺れる判定がなされて離陸地点へ戻されるため、上陸には想定以上のシビアさが求められた。
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あと1メートル弱で上陸できる……!
そんな期待を乗せ、再び吟霖号がテイクオフ。
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乗霄山を目指す者を迷わせるという海霧の中へと潜るように飛び込む吟霖。
彼女の脳裏に幾度とない過去の失敗がよぎる。
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鉤縄をクールタイムごとに使用し、可能な限りスタミナを温存しながら滑空を続ける。
しかし乗霄山が目前に迫ったところで、ついに高さが尽き着水してしまう。
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ここまでで全スタミナの4分の3を消費している吟霖。
残り数メートルを慎重にスタミナ管理しつつ泳ぎ切らなくてはならない。
しかしどれだけ最短距離を意識して泳いでも陸に足が届かない。
残るスタミナは僅か数ミリまで追い込まれる。
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これが最後のチャンス。
吟霖は決死の鉤縄跳躍を試みた!
その結果は…………。
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上 陸 成 功 !
数度の挑戦の末、ついに人力のみでの単独渡航が可能であることが証明された。
スタミナ管理が非常にシビアであり、滑空中の鉤縄使用が1秒でも遅れれば上陸できないほどギリギリの条件下での成功となった。
だが裏を返せば、ギリギリの条件さえ揃えれば単独渡航が可能になるという調整は偶然だとは考えづらい。
むしろ今汐が単独で乗霄山へ渡ったこと、その際に「案内人」の助力を得ていないと推測されること、今汐が渡る際に使用したとおぼしき船の痕跡が存在しないことなどを考慮すると、敢えてこのような調整がなされたのではないかとすら思える。
つまり……。
運営はこのプレイを想定していた……?
おわりに
いかがだっただろうか。
検証結果としては「独力での乗霄山到達は可能」ということになるが、マップが未開放であったVer1.0時点では当然未実装エリア判定だったため、ひょっとすると潮汐任務の進行状況によっては強制的に引き戻される可能性もあるだろう。
もし検証された方がいればコメント欄でご報告いただけると幸いである。
仮にストーリーを進める前から乗霄山へ渡れるとすれば、今汐のレベル上限解放素材を店購入以外で入手できることになるため、縛りプレイによっては重要なテクニックとして活かせるかもしれない。
ネタのつもりで始めた検証だが、限られた状況下において実用性を伴うのであればそれはそれで面白いと感じる。
読者の方々も何か気になることがあれば実際に検証してみてはいかがだろうか。
これからは新エリアが開放されるたびに検証しなくちゃなんないねぇ……。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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