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消化器病/第84問/2022年(10月)
消化器病専門医
2022年度(10月)予想
61歳の男性。3年前に発熱、腹痛、血便の増悪を主訴に医療機関を受診し、内視鏡所見や病理所見から潰瘍性大腸炎(全大腸炎型)の診断となった。入院の上、ステロイド静注療法を行い寛解となり、以降、外来でペンタサを中心に処方されていた。2年前に再燃し重症化したためステロイド静注療法を行ったが内科的治療に反応せず、緊急的に大腸亜全摘、回腸瘻造設術を実施した。その後、J型回腸嚢肛門管吻合、ループ式回腸瘻造設術を行った。しばらくは術後経過良好であったが、1ヶ月前から腹痛、下痢、血便の出現あり、排便回数が10回以上となったため来院した。来院時の内視鏡画像を別に示す。
使用する抗菌薬として適切なものを 2つ選べ。
a. バンコマイシン
b. メトロニダゾール
c. シプロフロキサシン
d. ガンシクロビル
e. スルファメトキサゾール/トリメトプリム
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解答
b、c
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