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白魔道士が万魔殿パンデモニウム零式:天獄編を振り返る

はじめに

天獄編零式を2週(活動日数12日)で踏破した。
早期での攻略をするにあたって白魔道士で挑む際の心構えだったり注意するべき点や、今回の攻略で準備した点などを備忘録として残しておきたい。

具体的に丁寧に仕込んだヒールワークは3層、4層(前半、後半)くらいなのであまり参考にならないが、一応ILが低くてダメージが痛かった初週での1層のヒールも記憶がある間に書き残しておく。

各層の感想だったりを書いた後に、煉獄編からの自身の成長についても客観的に分析してみたので(完全に自己満足の領域)暇潰し程度に見てくださったら嬉しいです。

ジョブ構成

自己紹介は前回の記事で書いてあるのでそちらを参照。

  • MT:暗黒騎士

  • ST:ガンブレイカー

  • PH:白魔道士

  • BH:賢者

  • D1:モンク

  • D2:リーパー

  • D3:機工士

  • D4:赤魔道士

ジョブ構成については、煉獄編と比較してかなり選択肢の多いコンテンツだったと思う。パッチ更新でのピュアジョブを中心とした火力調整や、各層のDPSチェックの緩さからも自分の使用したい最適なジョブが出せると思い非常に良かったと思う。

特に、黒魔道士の火力調整により採用率が高く、魔法攻撃が多いボスのためアドルを2枚入れてキャス2運用のメリットが多く感じてそこもコンテンツの自由度を感じた。

また、4層後半ではタンクの各ジョブアビリティを最大限発揮できる点も丁寧にギミックを制作していると思った。
(無敵受け処理が一般化されている「パラスの手」が4分ごとにくるのでホルムンギャングで処理できる、「星天爆撃打」をナイトのかばう+インビンシブルでバフ温存しつつヒーラーの負担を減らして処理できる、など)

各層の感想

1層【コキュートス】

中盤のサイコロ運動会ギミック、ジャンブルコンボは完全にやっていることは絶のフェーズ1並で初日から驚いた。
ただ、世間で流行っている無職マラソンを取り入れることで難易度が一気に下がった点や、戦闘不能が複数人出ても時間切れ詠唱を見ずに倒せるほどのDPSチェックの緩さからもやはり1層なのだなと思うくらいには難易度は低く感じた。

ジャンブルコンボの開幕でメディカラを入れて、サイコロ8番と氷範囲最後の担当にディヴァインベニゾンやテトラグラマトンを差し込むことで直後の全体攻撃のヒールにも役立つと思う。

恐らく一番難しいギミックは古式地烈斬の安置探し。
そもそもノックバック+頭割りのダメージが1層とは思えないくらい痛いので地割れのAOEに当たったらほぼ確実に死ぬ。
討伐間際の古式2回目でベルを置いて頭割り直後に自爆させればかなりのヒールが見込めるので精神的にも安定出来ると思う。
(白魔道士は自分用にベネディクションを取っておくとイイ)

【簡易ヒールワーク】(早期攻略用)

  • テンパランス:ダブルスペル1回目、ジャンブルコンボ、キメリックコンボ

  • アサイラム:ダブルスペル1回目、ジャンブルコンボ後、古式地烈斬2回目

  • リタージー・オブ・ベル:古式地烈斬1回目、2回目

【ヒールワーク】(ILがある程度更新されているPT向け)

  • テンパランス:開幕、ジャンブルコンボ、ミールストーム、キメリックコンボ

  • アサイラム:魂喰らい1回目、ジャンブルコンボ、古式地烈斬2回目

  • リタージー・オブ・ベル:ダブルスペル1回目、古式地烈斬2回目

2層【パンデモニウム】

知りません。

(2023/9/19更新)
書くつもりが一切なかったが、流石に4か月頃経過して許しても良さそうになったので書くことにした。

とにかく痛いの一言。散開ギミックや頭割りギミックの着弾が基本的に軽減抜きでは即死級のダメージで設定をミスしているのではと疑うレベル。

白魔道士が用意しているアビリティをある程度決め打ちして、全体攻撃のアルテマや、頭割りのパンデモニックメルトンの着弾前に満タンに戻しきれていない場合は容赦なくメディカやラプチャーをしてややオーバーヒール気味でも戻すこと。

【簡易ヒールワーク】(TLB使用時)

  • テンパランス:ディバイドウィング1回目、タレット、パンデモニックメルトン2回目、震撃後の尖脚

  • アサイラム:開幕、スピットウェブ1回目、タレット(3回目付近)、スピットウェブ2回目、震撃

  • リタージー・オブ・ベル:ボンド1回目後のアルテマ、震撃(2~3発目の突進頃)

【簡易ヒールワーク】(TLB不使用時)

  • テンパランス:震撃時に使用(メルトン2回目は温存)

3層【テミス】

忘却の彼方に消えた2層を踏破したヒカセンへの救済コンテンツ。癒し。彰。

ギミックの種類は非常に少なく、繰り返しであることや複合であること、被ダメージが低ILでは泣くほど痛いこと、DPSチェックが前層たちと比べてやや厳しいことで難易度を上げていた印象。

シナジーや軽減の範囲を広くしたことを理解できるくらいには常に散開することを求められたが、ヒーラーに搭載されている範囲ヒール魔法は拡大されていないのでやや頭を使ったヒールワークが求められ非常に楽しかった。

固定で散開や2人頭割りをするペアを丁寧に打ち合わせていればギミックの難所も無く、間違いなく天獄編1番のアタリ枠である。

【簡易ヒールワーク】

  • テンパランス:1回目ジューリー、戒律、調停、ステュクス(8連)

  • アサイラム:(開幕か1回目ジューリー)、魔法陣展開1回目、調停、ダークストリーム、ライトストリーム2回目後

  • リタージー・オブ・ベル:ステュクス(5連、7連、8連)

このヒールワークは初週でかなり詠唱ヒールを積むことが前提のため、消化を重ねることでアビリティを分散させて変化させていく可能性がある。
恐らく、野良での攻略や詰めになってくるとステュクスに軽減を固める傾向があるので、バースト前後に来るdot付き全体攻撃のエウノミアーにベルを起用することが最善策になりそう。

4層前半【アテナ】

ビジュアル、ステージ、背景、BGM、ギミック、全てにおいて好評価せざるを得ない非の打ち所がないコンテンツ。

ノーマルが解放された時点で自分の【癖】に刺さりまくったコンテンツと自覚していたので1日でも早く攻略したいと思っていた。
諸事情で初動が攻略できない日程があったので、その間にレース勢の攻略を穴が開くほど凝視した結果、ギミック分析やタイムラインの書き起こしが出来た。

行っているギミックの散開パターンやデバフの付与法則自体は簡易だが、動き方や認識の難しさは完全に【絶】コンテンツに匹敵する難易度と捉えて遜色ない。
弊固定は全員が複数絶を踏破していたので、こういった忙しいタイムラインのギミックに耐性があり、比較的スムーズに攻略が出来たが、不得意な人にしてみれば過去零式よりも難しく感じるかもしれない。
少なくとも自分は、煉獄編4層前半よりも楽に感じた。

しかし、中盤の雑魚フェーズ(サイコロ)の距離減衰の判定は少々厳しすぎるのでは?という点は苦言を呈したい。
攻略、解説動画が出る前の散開処理では最大距離を取れておらず、ヒーラー、キャスターのHPを超えるダメージを受けたりしたため、かなり悩まされた。
ここに関しては自分の分析不足だったり、俯瞰してパターンを模索すれば気付けたはずだったのに、足止めをしてしまい申し訳なく思った。
距離に気づくことが出来てからは、驚くほど安定して休憩ギミックに感じるほど楽だった。

【簡易ヒールワーク】

  • テンパランス:スーパーチェインセオリー1、サイコロギミック、スーパーチェインセオリー2B(リキャ次第では直前のディアロゴス)

  • アサイラム:パラデイグマ2回目、3回目、スーパーチェインセオリー2A

  • リタージー・オブ・ベル:パラデイグマ3回目(THが塔を踏んだ直後に中央設置、1GCD後に即爆発)、スーパーチェインセオリー2B)

  • サイコロ中のヒール:アテナを攻撃できなくなった直後にメディカラ、ヒーラーとキャスにリジェネ、突進後にヒーラーにベニゾン、突進2回目、6回目が終わったらラプチャー、4回目が終わったらメディカラ、突進8回目を受けた2人(タンク除く)にリジェネ

ベルをサイコロで使う人もいると思うが、その場合使えるタイミングが2分バーストのスーパーチェインセオリー1のみとなる。

また、パラデイグマ3回目はデバフ次第ではヒーラー二人が南北になる可能性があり、中央で属性ビームを誘導したDPSを回復させる手段が無くなる。
そのため、やや勿体無い使い方ではあるが中央から20メートルの回復力1100(アサイラムの回復力効果アップ含む)アビリティとして安定して全員のHPを確保した。

この白魔道士謹製アーサリースターはILが上昇すれば不要になるかもしれない。

4層後半【パラスアテナ】

後半移行の演出がとにかく美しくて綺麗だった印象から始まる。
しかし内容は軽減必須の全体攻撃の繰り返しだったり、止まないヘイト1位へのAAだったり、とにかくバリアヒーラー泣かせなコンテンツ。

煉獄の反省点を活かしていたのか、DPSチェック自体は4層前半よりも緩く、基本的に減ったHPを常にGCDヒールを駆使してでも全快に戻すことを心がけていれば心配無かった。

連続タンク強攻撃の星天爆撃打で付与されるデバフをエスナで解除するギミックや、パンゲネシス終了後の線取り対象者を救出して強攻撃を回避するギミックといった、ヒーラーのロールアクションを使用することを想定して作られたギミックは面白いと思った。
(いずれも、使用せずに攻略できる処理法が出ているので必須ではないが)

イデアエレメンタルやエピクロシスといった、散開や移動距離が多いギミックでのヒールワークがやや頭を悩ませたものの、基本的にメディカラやラプチャーや範囲が広くなったアサイラムを有効に活用して処理が出来たのでPTのILが上昇してくればヒールチェックはもっと楽に感じるかもしれない。

【簡易ヒールワーク】

  • テンパランス:ガイアオコス1回目、パンゲネシス、カロリックセオリー2回目、アルテマブロウ1回目

  • アサイラム:開幕、イデアエレメンタル1回目、エピクロシス1回目後のアルテマ付近、カロリックセオリー2回目、ガイアオコス2回目後

  • リタージー・オブ・ベル:イデアエレメンタル1回目、イデアエレメンタル2回目、アルテマブロウ2回目(※)

※イデアエレメンタル2回目、アルテマブロウ2回目に使用しない代わりに、エピクロシス2回目前に使用することもできる。ここは今後のヒールの安定感次第で変更も検討。

煉獄編からの自身の成長について

22年9月実装の煉獄編では、初めての現行零式だったこともあり練度が低く、踏破に4週間を要した。
天獄編を2週で踏破できたことの大きな要因は勿論、練度の高い固定メンバーに恵まれたことであるが、自身の下記点も要因と思う。

  • ジョブの理解(軽減、シナジーなど)

煉獄編の攻略当初では、驚くことに牽制やアドルといった軽減効果すらまともに理解していなかった。しかし攻略を重ねたり絶コンテンツに挑戦していく中で、他ジョブの専用軽減やシナジー効果の理解を深めていくことで最低限の詠唱でヒールすることや、火力を出すことを意識できるようになったと思う。

また、白魔道士のスキルも理解を深めて以前より有効に使えるようになった。
数少ない軽減アビリティを最大限活用することが安定したクリア、消化に繋がることだと思ったので、惜しみなく使用していきたい。

  • ギミックのイメトレ、攻略法の共有

後発組の攻略では、game8や攻略動画を参考に予習をすれば良いが、天獄編ではそういった情報が出る前にギミックの理解が必要だった。
そのため、前述のとおりだがレース勢の配信を凝視しながらギミックを分析したり、イメトレを重ねて固定内に情報共有をした。

下記は、初週に制作していた4層のギミックの共有情報である。
早期で制作したため、ややギミック内容や処理内容が異なっている。
(一部PTSCは配信画像を切り抜いて固定内のみ共有した画像)

スーパーチェインセオリー1
パラデイグマ3回目
イデアエレメンタル
パンゲネシス(一部)

絶オメガ検証戦の攻略時に、固定メンバーの方が散開図や処理法を図説で提案して下さったことが、とても予習やイメトレに役立ったので、今回は自分も共有できる側になって攻略を円滑に進めたいと思い始めてみた。

使用できる素材が少なかったり、PPTxでの制作のためクオリティは改善点が目立つが、口頭や文字だけでの説明よりは予習が捗ったようで良かった。

次回の高難易度は暫く先になると思うが、それまでにこういった資料制作の練度も上げれたらいいなと思う。

さいごに

今回の零式は極一部を除いて非常に楽しめるコンテンツだと思った。
ジョブ特性を最大限活かせるギミックの用意があり、そこも面白い点だと思う。

また、自身としても早期攻略に求められるヒールを意識して進めることが出来たと思う。
まだまだ消化も続くのでここに記したヒールワークも見直しながらより安定したスキル回しを目指していきたい。

固定内の消化が無事完了できれば、恐らく六根山の異聞零式や、過去絶を触っているかもしれない。

ご覧いただきありがとうございました。

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