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【書店様向け情報】フェア企画「学校も親も友達も教えてくれない性教育」のご案内

性交同意年齢の低さ、暴行・脅迫要件立証の困難さ、強制性交罪の対象範囲など、日本の性犯罪にかんする刑法は被害者にとって非常に不利なことをご存じでしょうか? 何年ものあいだ被害者団体や市民運動が刑法見直しを求め続けた結果、2021年10月に改正へ向けた法制審議会がスタートました。

日本の教育現場には「性教育をやりすぎてはいけない」という風潮があり、子どもは性交によってなにが起こるか義務教育で学ぶことができません。
しかし、性暴力や望まない妊娠など、子どもが加害者/被害者にならないためには、正しく安全な性の知識を自分で選びとり、相手を尊重することが非常に大切です。
刑法改正への期待が高まる今、助産師/性教育YouTuberとして活躍中のシオリーヌさん、そしてふたりぱぱで子育て中のスウェーデン在住YouTuberみっつんさんのおふたりにご協力いただき、子どもから大人まで気軽にオープンに性を学べる書籍フェアを企画しました!

◉シオリーヌ(大貫詩織)
助産師/性教育YouTuber。1991年神奈川県生まれ。新卒で助産師として総合病院産婦人科病棟で勤務ののち精神科児童思春期病棟で若者の心理的ケアを学ぶ。2017年より性教育に関する発信活動をはじめ、2019年2月よりYouTubeチャンネルで動画投稿を開始する。著書『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』(イースト・プレス)、『こどもジェンダー』(ワニブックス)、『もやもやラボ ~キミのお悩み攻略BOOK!~』(小学館)、『やらねばならぬと思いつつ』(ハガツサブックス)。
Twitterアカウント @shiori_mw (https://twitter.com/shiori_mw)
YouTubeチャンネル

シオリーヌ著『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』

◉みっつん
名古屋市生まれ。2011年、スウェーデンの法律の下、結婚。同年、夫リカとともに東京からロンドンへ移住。2016年、サロガシー(代理母出産)により男児を授かったのを機に、夫の出身地であるスウェーデン、ルレオに移住、現在にいたる。ブログ「ふたりぱぱ」で、サロガシーの経験や子育て日記を綴ったり、動画やSNSなどでその普段の様子をシェアしている。著書に『ふたりぱぱ:代理母出産(サロガシー)の旅に出る』(現代書館、2019年)がある。
インスタグラムアカウント @mittsuntyoldnlla
YouTube「ふたりぱぱチャンネル」

みっつん訳『RESPECT 男の子が知っておきたいセックスのすべて』

【フェア基本セット4点】
・シオリーヌ『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』(イースト・プレス)
「10代へ贈り物にも。正しい性知識は、必ず子どもの「お守り」になる。解説動画のQRコード&「相談窓口一覧」つき」

・佐々木 くみ、エマニュエル・アルノー (共著)『少女だった私に起きた、電車のなかでのすべてについて』(イースト・プレス)
「中学生が受けた痴漢被害を、被害者が小説に。目を背けないで。これが子どもの日常です。1章だけでも読んでください」

・インティ・シャベス・ペレス (著)、みっつん(訳)『RESPECT 男の子が知っておきたいセックスのすべて』(現代書館)
「#MeToo時代の性教育は同意がキホン!  ティーンから大人まで学べる、スウェーデンから届いた自由で安全なセックスエデュケーション」

・デルフィーヌ・ボーヴォワ (著)、新行内 美和 (訳)『ちいさなフェミニスト宣言』(現代書館)
「パリテ法が実現したフランスから上陸! 個性あふれる子どもたちのマニフェストをあつめた、最強のアンチ・セクシズム絵本です」

注文書はこちらです。
対象書籍をご注文いただいた書店様には拡材をご用意致します!

以下は、『CHOICE』の著者シオリーヌさん、『RESPECT』訳者のみっつんさん、各書編集者によるおすすめの作品です。是非棚づくりにお役立てください(選択おすすめリスト①~④は直接各版元へご注文ください)。

〇性教育 □LGBTQ+ △フェミニズム ◇性的同意・性暴力 ●法律・歴史 ■男らしさを問う

【おすすめリスト①】『CHOICE』著者シオリーヌさんが推す本
〇フクチマミ、村瀬幸浩『おうち性教育はじめます』(KADOKAWA)
〇レイチェル・ブライアン、中井はるの (訳)『子どもを守る言葉「同意」って何?』(集英社)
〇遠見さきこ『だいじ だいじ どーこだ?』(大泉書店)
〇パレットーク『マンガでわかるLGBTQ+』(講談社)
■太田啓子『これからの男の子たちへ』(大月書店)
△アルテイシア『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』(幻冬舎)

【おすすめリスト②】『RESPECT』訳者みっつんさんが推す本
□ソフィア・ヤンベリ、轡田いずみ(訳)『ぼくが小さなプライド・パレード』(ミツイパブリッシング)
□田亀源五郎『弟の夫』①~④(双葉社)
□小野春『母ふたりで“かぞく”はじめました。』(講談社)
□パトリシア・ポラッコ、中川亜紀子 (翻訳『ふたりママの家で』(サウザンブックス社)
□みっつん『ふたりぱぱ』(現代書館)

【おすすめリスト③】『CHOICE』編集者が推す本
〇シオリーヌ(大貫詩織)『やらねばならぬと思いつつ』(ハガツサブックス)
△イ・ミンギョン、すんみ(訳)、小山内園子(訳)『私たちにはことばが必要だ』(タバブックス)
■ユン・ウンジュ、 ソ・ハンソル(監)、イ・へジョン(絵)、すんみ(訳)『女の子だから、男の子だからをなくす本』(エトセトラブックス)
■澁谷知美『日本の包茎』(筑摩書房)
△チョン・ミギョン、大島史子(訳)『ハヨンガ』(アジュマブックス)
◇ロビン・ワーショウ、山本真麻(訳)『それはデートでもトキメキでもセックスでもない』(イースト・プレス)
■レイチェル・ギーザ、冨田直子(訳)『ボーイズ』(DU BOOKS)

【おすすめリスト④】『RESPECT』編集者が推す本
◇小川たまか『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』 (タバブックス)
◇山本潤『13歳、「私」をなくした私』(朝日新聞出版)
◇フラワーデモ(編)『フラワーデモを記録する』(エトセトラブックス)
◇牧野雅子『痴漢とはなにか』(エトセトラブックス)
◇伊藤詩織『Black Box』(文藝春秋)
◇花丘ちぐさ編著『なぜ私は凍りついたのか』(春秋社)
△石川優実『#KuToo』(現代書館)
△リーヴ・ストロームクヴィスト、相川 千尋(訳)『禁断の果実』(花伝社)
△アレクサンドラ・ユバン、カロリーヌ・ミシェル、永田千奈(訳)『クリトリス革命』(太田出版)
△ジュン・プラ 、吉田良子(翻訳)『あなたのセックスによろしく』(CCCメディアハウス)
■斉藤章佳『セックス依存症』(幻冬舎)
●角田由紀子『性と法律』(岩波新書)
●木村涼子(編)『ジェンダー・フリー・トラブル』(白澤社)

★おすすめリスト①~④は直接各版元様へご注文下さい。
ご不明な点は現代書館までお気軽にお問合せください。

ふたりぱぱチャンネルでの『RESPECT』告知動画はこちら⇩


スウェーデンの若者が利用するユースクリニック。日本にはまだまだ少ないため、シオリーヌさんがYouTubeドラマで開院!⇩



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