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三浦哲郎『ユタと不思議な仲間たち』、好きなんですよね…

YouTube[ちゃんねるヨージ]に、ショート動画[本の紹介]をアップしました。今回紹介するのは、

三浦哲郎『ユタと不思議な仲間たち』(新潮文庫)

です。都会から来た少年が、自然豊かな風土の地で座敷わらしたちと触れ合い、たくましく成長する物語。

三浦の他の作品を少しでも読んだことのある人なら、「え、あの三浦哲郎が、こんな物語を…?」と驚くかもしれません。

児童文学ということにはなるのでしょうが、私は、50歳を迎えようとしている今でも、この物語が大好きです。

そして、『ユタと不思議な仲間たち』は、少年の物語であるのみならず、座敷わらしの物語でもあります。そう読むと、鎮魂の物語なんです。


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