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データは語る:読書データとおススメの本たち

僕は何でもデータ化して考えたりするのが大好きである。組織でどんな役割をしていたとしても色々なデータを眺めたりして考えたりすることは多い。データが語る色々なストーリーというのはしっかり見れば色々見え、ヒトが気づいてなかったストーリーも色々語ってくれる。

そんな意味もあり「読書」も読みっぱなしではあまりにもったいないと思い2016年からデータ化して本棚を感想とともに公開している。

せっかくの読書データなのでちょっとだけそこから読めるここ2年のストーリーなども共有させて頂き、さらに読んでる本のトレンドから自分の興味を持っていることなども紹介できればと思う。

読書データが語るストーリ―

実は2020年と2021年の読書量データだけでもその2年にについてストーリーを語ってくれる。

2020年:今までで最大の年間47冊を読破。それまでの平均はだいたい年30冊ぐらい。
2021年:そこから一気に変わり今までで最も遅く5月の時点でまだ7冊。

2020年が素晴らしくがんばった年で、2021年はものすごいサボっている、という絵なのだろうか?いえいえ、もう少し複雑なストーリーがあるのである。データは「読書の量」などの1レイヤーだけの分析ではストーリーを誤解してしまうことが多く、「他に時間を使ったもの」などいくつか他のレイヤーのデータを重ねることによってよりストーリーの理解度が増す。この場合だと

2020年:ほぼ一年テレワークな中、ヒトと会うことが大幅に制限されヒトに合う時間、趣味の時間などがすべて仕事は仕事向き情報のインプットの時間にあてられ例年と比較にならないぐらいのインプットの多い年であった。
2021年:ほぼ完全テレワークな状態は続いているがヒトがオンラインでの会議、カンファレンス、ミートアップなどにいよいよ慣れ(見かたによっては慣れすぎ)、日中問わず色々オンラインで見たり、繋がったり。Clubhouseなんていうプラットフォームの登場にもより、読書などの「インプット」の時間から、会議、カンファレンス、SNSなどによる「インプット」と「アウトプット」の時間が遥かに増え、読書の時間が激減。

こうやって考えると読書量は減っているけど、インプットもアウトプットも増えており、読書量が減っていることが大問題であるといったストーリーではない。ただやはり本から学べる大事な情報は多いのでそれでも読書の時間はちゃんととって例年の読書量ぐらいは戻したい。これも普段から読書データを数値化しているので定期的にデータを見ながら調整することが可能である。

では実際の読んだ本に話を移し

(どうやって?)両利きの経営


やはりここ1年で今までよりも更に大事になったコンセプトは「両利きの経営」だと思う。こんなにコロナが今までの数々の「常識」を根底から崩し、世界に分厚い不確実性のフィルターをかけてしまった。ただし色々な「不可能」(に思わてれいたもの)を可能にしてくれたので、ものすごいチャンスも与えてくれている。両利きの経営についての本はこの2冊がおススメ。

また企業での両利きの経営の姿などをnoteにもまとめさせていただいた。

(何を?)ネットワークとDXの進め方

そしてこのチャンスに進められるDXの形という事ではやはりベストセラーであるこの2冊は必読である。

このコロナでオンラインでつながることへの「摩擦」が一気に減ったことを理解して、この2冊で語られているコンセプトをフル活用して前進できるヒトや組織が今の不確実性のフィルターのかかった世界から「勝者」として出てくるのは容易に想像がつく。

(どこで?)地域経済の前進の可能性

さて両利きの経営ので組織のイノベーションを可能にし、DXのフレームワークであったりネットワーク効果を理解して、その技術・コンセプトを何に活用するか。やはりそこでチャンスとしてあがってくるのが地域金融である。なかなか理解されていない事実ではあるが

・日本の企業数359万の99.7%の358万が中小企業
・雇用の7割が中小企業

など考えると、中小企業をネットワーク効果を活用して、コミュニティとして一気に業務のDX化など日本経済に大きなインパクトの可能性を感じる。オンライン化への「摩擦」が一気に減っている今こそが千載一遇のチャンスと考える。そんな中で色々なことを勉強できるチャンスになった2冊がこちら。

そこから金融でのDXやデジタル時代の地方金融への観点についてなどのnoteも公開しました。

(さらにやる気を出すために)心躍る歴史の勉強

今も自分達も色々な「不可能」にチャレンジしていると思うし、まわりにも色々なことにチャレンジしている素晴らしい人達がいるが、やはり何もなかった状態からある意味「日本のインターネット」を作った人達のチャレンジ感は読んで心躍った。

自分から見ると大河ドラマ並みの壮大なエキサイティングな世界であった。是非おススメ。

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