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2024年4月8日・日本版ライドシェア始動!

いよいよ日本版ライドシェアが始動します。

2024年4月1日より解禁された日本版ライドシェアですが、準備が間に合わずにスタートできないという状況でした。

しかし、4月8日より東京地区(23区など、特別区と武三)で始まり、その他の地区でも順次スタートする予定です。

ちなみに、東京地区では「月~金曜の午前7時~10時台に上限1780台、土曜の午前0時~4時に上限2540台」などの運行時間や上限台数が決められています。

国の許可を受けたタクシー会社が実施主体となりますので、最低限の安全などは担保されていると言えるでしょうか。


ただ、多くの部分で見切り発車となっているのは間違いなく、これが一般に広まっていくのかどうかは未知数です。

利用者にとっても、タクシー事業者やタクシードライバーにとっても、大きなチャレンジであることは確か。

今の時点で言えることは、ライドシェアドライバーはウーバーイーツのように簡単に参入することは出来ないという事。
タクシー会社に登録(所属)し、タクシー会社での研修を受ける必要がありますし、車両についてもタクシー会社のチェックを受け、適正な整備を実施し、保険などの条件もあります。
運行できる曜日や時間帯に制限もありますし、小遣い稼ぎは出来ると思いますが、しっかり稼ぐことは出来ないでしょう。

個人的には、一定の収入を得たいとお考えならば、現状の制度設計ではタクシー会社に就職して、正規のタクシードライバーになることをお勧めします。
タクシー会社でもパートタイム乗務員を募集しているところは沢山ありますから、自分の働き方や稼ぎの要望を伝え、柔軟に働ける正規ドライバーになった方が良いと思います。


せっかく始まる日本版ライドシェアです。
国やタクシー事業者には、ライドシェアでの問題点をオープンにして、今後ための議論もしていってほしいですね。

稚拙に始めたのは否めません。
沢山の課題が出てくるはずです。
都市部と地方では、その課題も大きく違うでしょう。

日本版という肩書がつくわけですから、日本流で日本に適した良いものになっていく事を望みます。


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