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タクシーの様々な割引制度

タクシー運賃は認可制で、それぞれの地域によって運賃は様々です。
ほとんどの地域では、地域内のタクシー会社が同一運賃で営業していますが、大都市などの一部の地域ではタクシー会社によって多少の運賃の差があります。
しかし、運賃に差がある地域でも、必ず運輸局の認可を受けた運賃となっています。

そんなタクシー運賃ですが、いくつかの割引制度もあります。

地域やタクシー会社によって違いがありますが、ここではメジャーな割引制度をいくつかご紹介します。

ご利用のタクシー会社に割引制度があるなら、それを使わないのは損ですよ。

まずは、「障害者割引」です。

これはかなりのタクシー会社が採用している割引制度です。
身体障害者手帳や知的障害者手帳の提示により、多くは「1割引」となります。
タクシー会社によっては、精神障害者手帳での割引をしているところもあります。

※タクシー会社の割引制度ではありませんが、お住いの自治体が「タクシー利用補助券」を発行していることもあります。
障害者の方や高齢者の方、収入の少ない方や妊婦さんなどに、自治体独自の福祉制度として発行しています。


次に、「高齢者免許返納割引」です。

高齢者の交通事故が社会問題となって以後、国や警察が免許の返納を促進する政策をしていますが、タクシー業界ではそうした方の移動をサポートするために、「運転経歴証明書」の提示で1割引にしているところが増えてきました。

また、独自に高齢者会員制度のようなものを作って割引しているタクシー会社もあります。


最後に、全てのタクシー利用者の方に自動的に適用される割引制度として、「遠距離割引」があります。

大阪では「55割」と呼ばれる5000円を超えた運賃が5割引という破格の割引制度がありましたが、今はほとんど無くなりました。
全国的には、9000円を超えた運賃が1割引というのが多いと思います。

長距離を利用する場合は、少しだけですがお得になります。


番外編としては、ETC割引があります。

タクシーで高速道路を利用する際に、園タクシーにETCが装着されていれば、一般車両と同様に曜日や時間帯に応じて割引が受けられます。
タクシーで高速道路を通行する予定がある時は、ETC装着車両を使うのも一手です。

少しでもお得にタクシーを使うには、ご利用になるタクシー会社の運賃制度を確認されるのが良いですよ。

運賃は各車内の他、営業所やホームページ等で確認出来ます。

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