367-コラム画像

第367回:米国は、間違いなくブロックチェーン技術を政策の主軸に取り入れていくだろう

あっという間に10月に入りました。気づけばすぐに、年末になっているのでしょうね。時が立つのは早すぎます・・・。

そして、10-12月は、当社として、最も重要なセカンドクオーターです。

ここ最近、重い会議が続いておりますが、オウケイウェイヴ社の変貌と未来に直結する極めて重要な成長フェイズであり、一つ一つを確実に片付けてまいります。

さて、小職がブロックチェーンのイベントに登壇させて頂くなかで、明らかにブロックチェーン業界が成長期に入っていることを痛感しております。

こうした兆しを、備忘録も兼ねて本稿に記録しておきたいと思います。業界が大人になりつつある証左ですね。誠に素晴らしいです。

こちらは、先日ご依頼を受けてパネルディスカッションに登壇したブロックチェーンのイベントになります。概略がレポートでまとめられておりますのでそのままサイトを添付致します。

参考1)【レポート】TEAMZ Blockchain Summit

ご覧頂ければおわかりの通り、登壇者の属性が、弁護士先生、大学教授と、かなりエスタブリッシュメントです。

もちろんこの後の登壇で、ICOのイシュアーや事業家サイドの登壇者も多くいらっしゃったのでしょうが(予定の都合で小職はすぐ失礼したゆえ詳細は不明です)、パネラーがトラディショナルな識者に固められたブロックチェーンイベントがなんとも嬉しく、感慨深いものがありました。

そしてこちらは、来月予定しております、ACU日本エリアでのイベントです。

小職がブロックチェーンアドバイザーの職を拝命している関係で登壇をさせて頂きます当イベント。

今年はペンス副大統領も同時期に来日を予定している関係で、アジア地域でも大変な注目を集めております。何故か会場が弊社オウケイウェイヴの目の前のスバルビルです(これは本当偶然)。ありがとうございます。

参考2)「ブロックチェーン時代の政治と通貨」シンポジウム

エドモンド・モイ氏は元造幣局長官であり、財務、金融両面から見ても、米政府中枢の圧倒的なキーパーソンです。

小職はさておき、元ソニーで活躍された菊田氏は正にエスタブリッシュメントの代名詞であり、直接お会いしたことはありませんがチャールズ氏もフォーチュン企業を再生する敏腕プロデューサーのようです。

ここで皆様に、一年前を少しだけ思い出していただきたいのですが、一年前の今頃は、ブロックチェーンのイベントはどれも、ICOや注目トークンなるタイトルで、どちらかというと資金集めの毛色が強いイベントが多かったのではないでしょうか。

それが今や、弁護士や大学教授のみならず、米政府中枢の人物までもがブロックチェーンの活用可能性について意見を述べる状況となりました。

ここから先は

3,814字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?