第250回:仮想空間と現実空間の融合
過日は岡山のベクトル大学さん主催、小職の出版記念講演会に行って参りました。行き帰りの新幹線では原稿の納期が間に合わず、死ぬかという思いで書き続け、ようやっと新著の脱稿が完了致しました。
後は編集校正数回で出版に至ります。危なかった・・・。デッドラインで殺されかけましたゆえ、今作もかなり力作に仕上がりました。是非ご期待下さいませ。出版記念講演会では、拙著の9つの切り口から様々な終わりを述べて参りました。
特に、プレステ4のVRが予約開始即日完売という偉業を遂げましたゆえ、VRについて厚く解説致しました。その際にお話しした概要も含め、本稿ではVRについてご紹介したいと思います。
スペースX社のCEOであり、またテスラモーターズのトップとして著名な起業家、イーロン・マスク氏は、皆様ご存じと思います。そんなマスク氏が、2016年6月1日に実施されたテクノロジー関連イベント「コードカンファレンス」で、「2025年までに火星への有人飛行・着陸をする」と発言して注目を集めました。
火星への有人飛行を悲願とするマスク氏ですので、目標達成に具体的日付を切ったこの手の発言をすることは充分に合理性のある話であり、期日に驚きこそすれ、その発言方針には特段驚かされるポイントはないかと思います。
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