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革談義 #2良い革とは?

みなさんこんにちは!
『leather arts jonney ニコさん×
レザーマニア 村川社長 
革談義 #2良い革とは?』はじまります。

レザークラフトをする方に
とって良い革とはなんでしょう?

丈夫である、柔らかな手触り、
キレイな発色、カットがしやすいこと。

製作する方の意図や作風によって
さまざまだと思います。

そんな中から今回話題になった
『栃木レザーと姫路レザー』
共に国産革として有名なこの2つの名前
どのような違いがあるのでしょうか?

栃木レザーは革をを鞣している
1つのタンナーのブランド名。

姫路レザーは姫路地方で作られた複数の
タンナーを総称して姫路レザーと呼んでる。

販売する際わかりやすくするために
姫路レザーのタグを付け、カテゴリーを
作ったのが村川社長なんだとか!

この2つの革それぞれ鞣し方が
違ったりしますので、簡単に説明します。

『ピット層鞣し』栃木レザー(一部姫路も
あります)タンニン鞣しの1つで
植物樹脂の入った槽に
漬け込む手法、じっくりと鞣し、
コシのある、耐久性の高い革。

『ドラム鞣し』主に姫路レザーはこちら
タンニン鞣しの1つでタイコ(ドラム)に入れて
回して鞣す手法、ドラム洗濯機が
イメージしやすいかな。
ピット層に比べ、仕上げまでの
時間短縮ができる。

『クロム鞣し』化学薬品を使って鞣した革、
発色も自由が効き比較的ソフトな手触りで
折り曲げにも強い。

『コンビ鞣し』タンニン鞣し+クロム鞣し、
両方の特性がある革
製造業者の配合次第で他にはない
特性の革もある。

好みですし、あくまで私の中では
原皮の状態を活かした革、
ワイルドでありスッピンが尊い
経年変化の飴色までの道のりが楽しい
栃木レザー。

キレイに漂白されて染色やカービングなど
直接革に加工を施しやすく、
様々な価値を付加できる。
革の新たな魅力を引き出せるのが
姫路レザーというイメージです。

もちろん姫路レザーの中でも
素の状態から経年変化がステキな革も
ありますので誤解しないでくださいね。

実際見て購入できれば良いのですが
半裁では大きい、そんな時は
レザーマニアさんのカットレザーが
良いかもしれません。

お試しで使うにも必要なサイズと
厚さが選べるので扱いやすいかなと思います。

冒頭の述べた『良い革とは?』
この答えは製作者の意図によると思います。

誰にとって、どういったもの作りに対しての
良い革か、各革の特徴を活かし、
あなたならではの作品になるように
選定ができる。

そんな革選びの力が作成者側にも
必要なんじゃないかと思います。

ちなみに村川社長にとっての『良い革』
それは、『栃木レザー』だそうです。

とあるお客様とのやりとりから生まれた、
今までにないカットレザー
そんな、人生の転機の1つとなった物語を
話してくれました。

ここで語るには少々難しいので、
この辺、興味のある方はニコさんの
インスタライブのアーカイブを
ご覧になってください。

今回はここまで、最後まで読んでくださった
皆さまありがとうございます。
どこかで皆さまのお役に立てることが
できれば幸いです。

もっと知りたい・気になった方は
ニコさん&レザーマニアさんのリンク⬇︎

インスタ leather arts jonney ニコさん


youtube leather arts jonney ニコさん

インスタ レザーマニア 村川社長

インスタ レザマニア東京通販

インスタ gen_leather

HP レザーマニア 通販

HP レザーマニア東京通販

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