未来に必要とされる会社を作る

先日NewsPicksの動画を見ていて、宮田裕章氏(慶應大医学部教授)の発言に考えさせられるフレーズがあった。「今後の会社経営は、未来に必要とされる会社を作ることが大切」という内容。(ぱっとメモしたので、一語一句あってはいないと思う)
今日はDentが未来に必要とされる会社になるために、何を大事にしていて、何が足りないのかについて書こうと思う。

Dentが大事にしていること

私が創業時から大事にしていることが「ビジョン」。創業半年のとき、一人目のメンバー(上島)と合宿を行いDentのビジョンを定めた。

革新的な旅の形を創造することで、世界をボーダレスにし、人類を進歩させる。

ビジョンとは灯台のようなもの。詳細な道筋は教えてくれないが、方向性をいつでも、どんなときでも示してくれる。
ビジョンの中にも意味合いが内包されているが、Dentという社名も大事にしている。

Make a Dent in the Universe.(世界に爪痕を残そう)

故Steve Jobs氏の有名なフレーズ。(少し恥ずかしいが、昔買ったiPadに刻印してたこともある)
これを「人類を進歩させる」というビジョンの中のフレーズに含ませている。人類を進歩させられるくらい、世界に爪痕を残すことを成し遂げたい。そこのフレーズからDentという言葉を選んで社名にした。

Dentは観光業にアドレスしている。新型コロナウイルスでこの産業はものすごい影響を受けているが、私はこの産業の伸び代がまだまだあると思う。(またその根拠になる調査はここで公開したいと思う。)その中で価値を提供していき、世界を少しでもボーダレスにしていき、人類を進歩させられればと思う。それが僕らのビジョン。
Dentが大事にしていることはこのビジョンへの共感だ。

「今」Dentに必要なもの

今Dentに必要なものは「行動理念」。
ビジョンに向かってこれから進んでいく上で、どんな組織であるべきなのかというDentの「価値観」「コアバリュー」とも言える。

ここ1年の間に、強く行動理念が必要だと感じた。
これまで4年間の経営の中、3年目までは私と上島とリモートスタッフ(3人ほど)で運用してきた。私と上島は古い友人なので、お互いの価値観が阿吽の呼吸でなんとなくわかる関係。さらにリモートスタッフは一緒に共有する時間が圧倒的に少ない(というかほぼチャットでのやりとりだった)ため、明確なアウトプットへの評価しかしていなかった。
それが2019年から事業拡大を目的とし、オフィスで働くメンバーを5人ほど増やした。その頃から行動理念の必要性を感じた。自分の当たり前は、人の当たり前ではない。そんな当たり前のことに気づけていなかった。

ビジョンという目標を達成するために、Dentという船に乗っている。私も含め、その船のメンバーの大事にする価値観を揃えることで、目標に向けてより強く進むことが可能になると信じている。私と上島を中心に、行動理念の策定をここ数ヶ月で取り組む予定だ。

未来に必要とされる会社とは

どんな高尚な「ビジョン」「行動理念」を持っているだけでは、未来に必要とされる会社にはなれない。ただその会社は必ずビジョンドリブンの会社であり、そのビジョンに共感したメンバーが集まり大事を成すと信じている。その未来はとてもワクワクする。そういう考えから一番大事だと思うことをこの記事では書いた。

Dentを未来に必要とされるビジョナリーな会社としてこれから成長させられるように、これからも進み続けたい。

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