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eスポーツは体に悪い? 他のスポーツと比較すればそんなことはないとすぐわかるはず

eスポーツは健康に良くない、そんな言説を目にすることがあります。

認知症対策などポジティブな面もあるとしつつ、やり過ぎは良くないというのが多くを占めているようです。

言うまでもありませんが、運動せずにゲームばっかりしていればそりゃ健康的ではありません。

でもそれって、一般的な職業、とくに事務職の人なら同じではないでしょうか?

健康を考えるならば適度な運動、そして休息が必要なわけです。当たり前の話ですね。

ところで、最近noteでこんなものを見かけました。

日常生活に支障をきたすほどの健康被害、これはサッカー選手に限らず、スポーツ選手にはよくある話です。プロだけではありません。オリンピックを目指すほどの運動選手ならば誰でも起こりうることです。

普通は健康に良いはずの運動も、やりすぎれば害になるのです。

なにごとも職業や人生にとっての中心になってしまうと、休みたくても休めないという状況になってしまいがちです。その結果、やりすぎるという状態に陥ってしまうのです。

わかりやすい例をあげるなら、相撲取りでしょう。なんと歴代横綱の平均寿命は62歳だそうです。これでも伸びたほうなんですから驚きです。

体を大きくするため大量の食事をしなければならない、そして引退後にすぐに普通の食生活に戻すのは困難。それなら長生きできないのもわかります。

重い体を支えながら激しい運動もするため足もボロボロです。

2023年12月18日、元関脇・寺尾の錣山親方が60という若さで亡くなってしまったことは、私も衝撃でした。

適度な運動、そんなものは一日1時間歩くとか、ジョギングする程度ですむんです。いくらプロでもプロゲーマーならその程度の時間はつくれるはず。食事だって体を大きくする必要がないのですから、栄養バランスに気をつけようとすれば簡単なはず。

そして試合中の怪我なんてこともありません。せいぜい、手首の腱鞘炎くらいでしょう。

eスポーツは体に悪い、という方向性での批判は的外れであると言えます。それで言うならまっさきにスポーツ界に改革が必要になってしまうでしょう。ライバルに勝つためには、どうしても無理をしなければならないのですから。

むしろプロゲーマーは健康を維持しつつ職業にできる数少ない競技であるとわたしは思います。もちろん、適切な指導、あるいは自制心は必要ですが。

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