全てのゲームに感謝するレビュー『The Vagrant』第2/1万回

”感謝の1万本ゲームレビュー”の2本目は『The Vagrant』！
Steamストアの評価を見てもらえばおわかりの通り、圧倒的高評価のゲームである。
「え？クソゲーレビューじゃないの？」って声が聞こえた気がするが、誰もそんなことは言ってないぞ？これはプレイしたゲームの作者の方々に尊敬と感謝の気持ちを表するだけのものだ。

高評価も低評価も、大作もミニゲームも、メジャーもインディーも関係ない。
取り上げるゲームはその時の気分で決める！

さて、話を戻すが、まず言いたいのはお値段。なんと定価410円という感謝価格！
なんと前回の『Wild Animal Sports Day』よりも安いのである！感謝！

この安さにも関わらず、クオリティは非常に高い。グラフィックも綺麗で日本人にもウケそう。まぁスクショでも見ていただこう。

このゲームはもう、完全にちゃんとしたヤツだ！感謝！
なんでもヴァニラウェアという会社の作品を敬愛する作者が、同社風のゲームを作りたくてできた作品らしい。正直、ヴァニラウェアのゲームはやったことが無いのだが、貴社のおかげでこのようなゲームが生まれたことに感謝したい。

ゲーム内容はアクションRPG。
2Dサイドビューで剣を振り回し、ジャンプで飛び回り、技を覚えて戦っていく。いやもう、その辺はSteamストアで見てもらったほうが早いし詳しい。Steamに感謝！

ただこのゲーム、ほんのちょっとだけ気持ちが良くない。
良作ってのは、「なんか分からんがこのゲームやってて気持ちが良いな」と思わせる何かがある。たとえばFPSで敵の頭を撃ち抜いた時小気味の良い音がしたりとかね。

何が気持ちが良くないのかなって考えると、こちらの連続攻撃に割り込まれやすいってところが一つ。敵の攻撃と被った時、大抵こちらが負けてしまうという仕様になっているのだ。

トントンダンッ！っていきたいのに、トントン…バシン！ってやられてしまう。
まぁ伝わるかわからないが、言葉でいうとそんな感じ。

攻撃がヒットすると、何かの処理があるのか、コマ送り状態になってしまい、そのせいでテンポが悪いというのもあるかもしれない。

それと、空中を飛んでいる敵が画面外から攻撃を飛ばしてくるところ。このせいでやたらと落ちまくって進みにくいところがある。

ま、なんか文句みたいになってしまったが、そんなのもゲーム愛があるがゆえ。「あとここさえこうなら完璧なのに！」っていうのは、良いゲームほどあったりするんだよね。こんな良いゲームを作ってくれて、基本的には感謝しかないよ。

こんな良作なのに、セール中で半額になってるときに買ったんだよね。ただでさえ安いのに、半額！圧倒的感謝ッ！
定価でも圧倒的コスパ！買って損なし！是非やってみてくれ！