根暗陰キャキモオタコミュ障非モテゲーマーのお前たちは「弱キャラ友崎くん」を見て脱キモせよ!
ゲームが上手いことだけが取り柄のお前らよ。今日はお前らに良いアニメを紹介しようと思う。
それは「弱キャラ友崎くん」だ。
簡単に説明するとゲームだけが取り柄の友崎くんが脱ヲタする話だ。
しかし俺氏思うに、オタクは別に卒業する必要はないじゃないか? ただキモいのがダメなだけで。趣味に生きることは別に誰も迷惑かけてないし、人からとやかく言われる筋合いはない。
ただやっぱこの人生というクソゲーをプレイするうえで対人戦闘というのは避けられないわけで、そこを上手くプレイすればグッドエンディングに近づくと思うのだ。
さて、この作品。ゲームが得意な友崎くんに合わせ、人生をゲームに例えてレベルアップしよう、という感じで話が進んでいく。なんつうの? ゲーミフィケーションっていうの? ここが素晴らしいところで、ただの脱ヲタ本よりもお前たちにはとっつきやすいと思うのだ。
一番なるほどなぁと思ったのは、「ゲームと違って人生は負けても経験値が入る」っていう話。失敗は成功の母ということは古くから言われていて、要はその言い換えでしかないのだけど、この言い方のほうがお前たちには刺さるような気がする。
え? 「そんなこと言っても、俺みたいなのはもう骨格レベルでブサイクだし、多少ファッションとか髪型とかいじったところでどうにもならないよ」って?
うん。まぁな。わかる。
でもなぁ、勝つ確率を僅かでも上げるには、そのような地道な努力が必要なんだよ。普通の見た目の人でもやってるんだから、俺らがやらなかったらさらに差をつけられちまう。
あと、見た目は清潔感さえあればどうでもよくて、どっちかっていうと会話スキルのほうが大事だってこと。
何聞かれても「あ……う……」じゃあキモいと言われてもしょうがない。
主人公、友崎くんの喋りもたいがいキモいんだが、これでもアニメだからマイルドにしているほうで、リアルだともっとヤベェやつがいっぱいいるからな。
「そんな努力をしなくてもありのままの自分を好きになってくれる人がどこかにいるはず」なんて考えている人もいるかもしれない。
いるかもしれないけど、そんなんSSRだぞ。
SSRをゲットするのにいくら課金したらいいか。それもう説明不要だよな? しかも人生っていうクソゲーはガチャの確率開示してないからな? 何%かわかったもんじゃないんだぞ。俺のカンでは0.001%くらいだと思う。
努力すればするほど10連ガチャを無料で引ける回数が増える、そう考えてくれ。
ちょっと個人的な話をしよう。
俺は昔、対人スキルを上げるため、喫茶店に通っていた。そこの店員さんに話しかけて会話の練習をしていたわけだ。
もちろん、なんら下心があったわけじゃなく、ただただ会話の練習がしたかっただけなので、マスターだろうがその奥さんだろうが店員の女の子だろうが構わず話し掛けていた。
しかし、それが良かったのだろう。いつの間にか店の女の子と仲良くなって、デートするまでの関係になっていたのだ。自分でもそこまで上手くいくとは思っていなかった。
まぁその後その子とはあんな感じで別れたけれども、この経験は今でも役立っている。
俺は喫茶店だったが、バーだろうがなんだろうが、近所にあっていつも同じ店員さんがいて話しかけられる雰囲気のあるお店ならなんでも良い。チャレンジしてみてくれ。
コツとしては会話の中にさりげなく自分の情報を入れること。自分のだぞ。
例えば
「そろそろ大学でテストがあるんで勉強大変なんですよー」
といえば、相手は「ああこのお客さん、大学生なんだな」と分かる。
「上司に佐藤くんはそういうところがダメなんだって怒られたんです」
といえば、相手は「ああこのお客さん、佐藤っていう名前なんだ」と分かるわけ。
こうやって、まず自分が何者なのかを相手に教えないと。一方的に相手の情報を聞き出そうとするやつは怪しいだろ?
あ、さりげなくだからな? まずは無難に天気とかそういう話から入るんだぞ。
作品内でもヒロインが数々のクエストを友崎くんに課していく。これをそのまま真似すればいいんだが、そうすると「お前、『弱キャラ友崎くん』見ただろ?」とかツッコまれるかもしれない。
でもな、それはもう、開き直って「そうなんだよー」でいいんだ。むしろそっから「お前も見てんだ? あれ良いよなー」って話を広げていくくらいじゃないと。
嫌なところをツッコまれたとき上手く返す、このスキルはあらゆる面で役立つぞ。
それじゃ!
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