化粧品-4

なぜ食べ物を肌に塗ったり、パックしてはいけないのか

今回こちらのtwitterがすごくBuzzりました。大元の情報発信されていた方もバズっていたので、少しは貢献できたかもしれません

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バズった理由は簡単で今だに肌に食品を直接塗る人、パックする人が多いですし、それが危険な行為、リスクのある行為だということを知らない人が多いからです。

これは十分に予測できました。以前から発信していますが、まだまだ知られていないのです。というのもそれが分かったのが本当につい最近だいたい5年前ぐらいじゃないでしょうか。まだまだ、化粧品業界でも知らない人も多いですし、医者やマスコミ、美容研究家、ブロガー、インフルエンサーでも知らない人もまだまだいるからです

どうして食品を顔に塗ってはいけないの?

理由は2つあります

食品アレルギーになる可能性がある
物によっては不純物、アレルギーで肌が荒れる可能性がある


食品アレルギーになる可能性がある

これが顔や肌に食品を塗ったり、パックしたりしてはいけない一番の理由です。
それ以上もそれ以下もありません

肌荒れするとか、肌から栄養が入る入らないなんて、この問題に比べたら本当にどうでも良いというか小さい問題です

今だに多くの方が食品アレルギーは食べることによってなると思っている人が多くいると思います。しかし、最新の研究では、もうほぼ確定状態、常識レベルまでいっていますが、初めに肌からアレルゲンとなる物質が入らないと食品アレルギーにはならないとされています。

つまり、最初の段階は食べてなるんじゃなくて、肌から一旦入って、体がこれが異物だと認識し、その後食べることによって、アナフィラキシーショックのような状態になり、アレルギー反応が出るということが分かってきてます。

つまり、肌や顔に食品をのせるということは、食品アレルギーになる可能性を高めている行為となります。

子供に食品アレルギーが高いのは抵抗力が少ないこともありますが、元々大人に比べて皮膚がめちゃくちゃ薄い、素手でものを食べる、食べた手で色々肌を触るなど色々言われています。また最新の研究では子供の時に保湿をしっかりすれば、食品アレルギーの発生率が激減することも分かっています

もちろんやったら絶対になるわけではありません。人の個体差もあります。ただし、何度もやったり、パックみたいに長時間やったりすると可能性を高めるだけの行為になります

これについてはいつかもっと詳しく書きたいと思います。

物によっては不純物、アレルギー、化学物質で肌が荒れる可能性がある

食品の種類にもよりますが、物によっては不純物やアレルゲンとなる物質、肌に影響がある化学物質を持っている場合があります

食品を肌につけるということは原料の配合量でいうと100%です。つまり、まずめちゃくちゃ濃度が濃い状態だということです。濃度が濃いということはそれだけ、不純物もアレルギー物質も化学物質も多く含まれている可能性があるということです

一応こういうtweetも返事してみました

例えば、蜂蜜の場合は花粉を含め、色々な不純物がたくさん入っています。その不純物が蜂蜜自体の旨味、コク、味の深さなどを決めているのですが、肌に塗るの場合はこれがリスクになります

食べるにはこの不純物が美味さとして認識されます。不純物がない蜂蜜は正直不味すぎて絶対に売り物になりません。でもこの精製されまくった蜂蜜を化粧品では原料として使います。

それはもし不純物たくさんの蜂蜜を塗った時にもし、その人が花粉症を持っていれば、アレルギー反応が出る可能性があるからです。その他ほかの不純物が肌に影響を与えるかもしれないですし、それはやってみないと分かりません

安易に不純物が多いから全部ダメという意見も注意が必要

もちろんあんまり調べたくない人は全部ダメと思っていても良いかもしれません。

基本は食品を直接肌に塗ったり、パックしたりするのはリスクがありすぎです。その考えは変えません。

まずは食品アレルギーで有名なところは、やはり避けるべきだと思います。今回の話題に上がった、ヨーグルトパックはヨーグルトアレルギーなんてメジャーですから、やはりリスクはあります。牛乳も一緒ですね。

あと有名なところだと卵パックとかきゅうりパックとか。卵アレルギー、瓜アレルギーに繋がるリスクがあります。確か韓国ではきゅうりパックが流行って、瓜アレルギーが増えたニュースを見たような。中国だったか??ググってください

ただし、すべての食品がそうなのかと言ったら誰も実験したことないし、今の段階では全く分からないのが現状です。おそらくあんまり影響のない食品もあるとは思います。

また、全ての人にリスクがあるのかというとそれは違います。肌が強い人は何にも影響ないかもしれないし、長期間やってたら誰でもなっちゃうかもしれない。それは大規模な人体実験が必要ですし、そんな実験できないですから、誰も分からないわけです

でも、もう食品アレルギーになる仕組みはある程度分かってきていますし、中途半端な回答だと被害者も増える可能性があるのはあるので、食品を肌に直接塗ったり、パックしたりする行為はやっぱり避けるべきだとは思います。また、医者やマスコミなど影響力のある人が薦めるのはもっての外。でも、全部がダメだという意見もまた根拠がないのも事実なのです

まだまだこの分野は研究が必要です。取り急ぎ書いたので、後日文章修正すると思います。


以上です。最後まで読んでくれてありがとうございます
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ゲン【化粧品研究開発者、底辺ITエンジニア】
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